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「壊れる卵」 [平和]

 



 



 先日、難民支援団体からの募金の資料と振込用紙が届きました。どうして我が家に届いたのか家族は不信感を抱いたようです。私には、働いていた頃、募金したような記憶がありました。それにしても災害続きの日本では難民支援より災害募金にならざるを得ないのではないかとも思いました。ベルリンの壁が破壊されて30年だという。壁がなくなればバラ色の生活が待っていると思っていたが裏切られたとテレビで語る人がいました。そして、国境に壁をつくる動きもあります。だが、世界は壁で囲まれると安全な社会ではなくなっているのではないか。



 



 



「コラム 春秋 2019/11/13 西日本新聞 オピニオン面 



 「高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵の側に立つ」。エルサレム文学賞の授賞式で村上春樹さんはこう話した。壁は戦車やミサイル、壊れる卵は市民。イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃を念頭に置いたものだ



▼村上さんは「私たちは皆、高くて固い壁に直面している」とも。壁の名は「制度」。制度は自己増殖して私たちを殺すようになったり、私たちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させたりする-(以下略)」



 


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