自粛という名の自助 [経済]
インターネットのニュース欄に元ホークスの内川選手の行く先が載るのをいまかいまかと舞っています。ホークスで鍛えた技とチームをひとつにする力を欲しい球団はあるはずだという祈りにも似た気持ちです。8日の西日本スポーツがヤクルトと契約の予定だと伝えています。
コロナ禍は緊急の事態です。なのに政治家は語らない。
「コラム 【コロナ「第3波」】 姜尚中さん2020/12/7 西日本新聞」では「日本モデル」について注目したい。
「にもかかわらず、改正法の抜本的な見直しに目が向けられてこなかったのは、感染抑止と社会経済活動を両立させたとする『日本モデル』によりかかった、国民の涙ぐましい自粛と自制による「幸運な」結果への思い入れが強かったためではないか。
安倍前首相が記者会見で勝ち誇ったように語った「日本モデル」は、今から思えば、社会的な画一行動を律義なほどに「忖度(そんたく)」する、国民的な努力の成果にすぎなかったのである(一部引用)」
黙して語らずなのか。ひたすら自粛を求めて具体的な施策を示さない。政府と自治体の対立は起こるべくして起こった。マスク越しに相手をさぐるような目つきになり、「同調圧力」を発しています。そのなかで「幸運」が重なった「日本モデル」がもたらした第1波、第2波で、資本がない店は崩れ落ちていくようにならざるを得ません。「自粛」という名の自助のススメでやっていけないのでは。
2020-12-15 06:00
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