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老いのカタチは [高齢者]

 


 


 テレビで有名人が恩師をさがしてお礼を述べるという番組が始まっています。先日、作業所を支援してもらっていたボラティアさんが亡くなりました。現役時代は教師でした。葬儀では教え子の方達の暖かい弔辞が読まれたそうです。福祉の常識みたいなものに対して社会の中での問題を指摘してもらいました。聞くところによると体調不良の中でも会議に参加してもらったという。心からお礼を申し上げます。ご冥福をお祈り申し上げます。


 


 次は新聞のコラムからです。


 


「花時計


女性(86)5年前に夫を亡くした。自身の体もだんだんと言うことを聞かなくなり、畑仕事はやめた。同居する家族に「何もしてないのにご飯を食べて申し訳ない」とこぼすようになった。介護が必要なわけではないが、家に閉じこもりがちになった▽そんな姿を見かね、息子(65)は「墓参りでも行くか」と声を掛けた。墓地が朝夕、地域の高齢者のたまり場になっているらしかった。 以来、女性は夕方、夫が眠る墓地で、知り合いとの立ち話が日課になった。笑顔と口数は増え、 今や夕方前になると化粧をするそうだ▽墓場で運動会ならともかく、日中のお茶会なら故人たちもほぼ笑むことだろう。(以下略)(森亮輔)」(2019111日西日本新聞)


 


 私が住む地域はかつてのニュータウンです。住民の主力は70代以上です。新しい住民は30歳代です。日常的な付き合いはほとんどありません。集まることもありません。老人クラブはあるそうですが。先日、姉夫婦が訪ねてきました。年寄りの足では30分近くかかると思いますが、車を手放したとのことで話し相手が少ないようです。お蔭でご無沙汰続きの近況報告が出来ました。帰りに夫婦とも帽子を忘れていましたが途中で思い出して戻ってきたので長い散歩になったようです。 


 


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