SSブログ

労働組合が機能していれば [社会]

 



 



プラスチックごみが福岡の空気中にも含まれているという。海だけでなく大気汚染の要因にもなっているようです。



今日の話題は、朝ドラ『なつぞら』のモデルとも言われるアニメーター夫妻の夫へのインタービューからです。



 



 「小田部羊一



―労働組合ではどういう活動が主だったんですか?



一番大きいのは賃金交渉でしたね。あるいは福利厚生の充実とか。それと会社から押し付けるだけの企画ではなく、良い作品作りのために自分たちの希望を入れろみたいなことも要求してましたね。 それまでオリジナル作品だったのが、テレビの時代になって原作ありのものばかりになってて。」(『漫画映画漂流記』)



 



 待遇改善だけでなく業務改善の要望を協議していたことが語られています。最近の政治状況・企業の不正などを見ると労働組合がその役割を果たしているならと思うことが多すぎます。ないものねだりではいけないでしょうが。


003.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

笑い [街で]

 


 


笑うのはテレビを観てのことが多い。耳が遠くなってお互いの会話が成り立っていないことで笑うことが増えていますが。テレビでは「笑点」の大喜利、「演芸図鑑」です。「笑点」は働いていた頃は日曜日の夕方なので明日から仕事だぞと気合を入れる時間でもありました。歌丸さんが亡くなって寂しいですが。


 


笑いの効用について述べられています。


 


「コラム 花時計


「もしパナ」(もしものための話し合い)というカードゲームがある。さまざまな「人生の最期 に大事にしたいこと」のカードがあり、その取捨選択を通して自分の価値観を整理し、相手と共有をすることができる▽昨年、取材先で紹介され、やってみた。手元に「ユーモアを持ち続ける」というカードが来た。「家族の負担にならない」「痛みがない」といったカー ドよりは優先順位が低い 気がして手放した▽だが、医療の取材現場では、終末期も「笑いや笑顔」を大事にする患者や家族も多いと聞く。私の祖父 (90)も「死ぬまで笑いを忘れたくない」と言う。(以下略) (斉藤幸奈) 」(2019年11月19日西日本新聞)


 


笑いを忘れたくないですね。


019.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

平和への思いが届いた [平和]

 



 



新聞の投稿欄に横綱白鵬の所作についての非難が目立ちます。



①貴景勝との立ち合いで、貴景勝の動作が早く横綱がきらいマッタ。2度目は横綱が早く仕切りして優位となった。私も見ていたが、白鵬の取り方は異様でしたが、行司は止めなかった。



張り手・かちあげは「伝統と格式」に反するのではないかということ。以前から注意されているのにやめない。特に遠藤戦では「美しくない」というものでした。



 



 今回の場所では各段位でモンゴル勢が優勝しています。「伝統と格式」を求めても、その国の「伝統と格式」がありそうだと思う。張り手・かちあげは禁じられていません。明確に基準を示すべきではないか。立ち合いの速さは行司が止めるべきだと思います。



 国を超えての課題についての動きです。



フランシスコ教皇は核廃棄廃絶を訴えました。焼き場に立つ少年の写真は思いの深さなっているようでした。この写真を部屋に貼っているという投稿がありました。



 



「コラム 春秋 2019/11/24 西日本新聞 」からです。



 



「▼ヨハネ・パウロ2世の訪日は1981年。東西両陣営が核兵器を構えてにらみ合う冷戦のただ中だった。被爆地で原爆犠牲者に祈りをささげた教皇は「戦争は人間の仕業です」と述べ、核兵器廃絶を訴えた



▼その思いを受け継いだ現教皇フランシスコがきょう、長崎と広島を訪れる。冷戦は終わっても核廃絶は遅々として進まない。フランシスコは被爆後の長崎で撮影された一枚の写真をカードにして配った



▼弟の遺体を背負い、唇をかんで火葬の順番を待つ少年。その悲しみを、核の非人道性を、教皇はどんなメッセージで被爆地から世界に発するだろうか。 (一部引用)



 



 平和への思いは強く感じました。



 


014.JPG


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

無人駅は合理的配慮欠くと [障がい者問題]

 


 


 視覚障害者などの安全対応にも懸念があります。無人化の影響についてどの程度の検討がなされたのでしょうか。


 


「駅無人化でJR九州を提訴へ 障害者団体「合理的配慮を欠く差別」


 JR九州が大分市内で進めている駅の無人化は障害者への差別に当たるとして、障害のある人や支援者でつくる市民団体が19日、同社に慰謝料を求める訴訟を大分地裁に起こす方針を決めた。列車の乗降の介助は予約が必要になったため、「今までにない制約ができた。(社会的な障壁を取り除く)合理的配慮を欠いた対応だ」と主張。無人化の是非が司法の場で争われることになる。


 提訴を決めたのは「だれもが安心して暮らせる大分県をつくる会」。共同代表を務める徳田靖之弁護士によると、駅の無人化を巡って合理的配慮の不備を問う訴訟は全国で初めて。問題を広く知ってもらい、対象駅の拡大を阻止する狙いもある。(以下略)(1120日大分合同新聞)」


 


  障害者の運賃割引と構造は似ていると思います。身体障害者・知的障害者は運賃割引があります。ところが、精神障害者にはありません。説明としては国の補助がないとできないとの考えのようです。民営化を進めたのは国策であり、私鉄となった今は対応する必要はないという論理のようです。無人化も、採算が合わないのだから無人化も仕方がないということのようです。ところが、他の私鉄などは運賃割引に踏み切りました。企業努力で可能だということでしょうか。運賃割引と無人化は同列ではないと主張されるのかもしれません。国の施策の変更による「不利益」は国が補填すべきではないか。新たなバリアを産み出したとする「合理的配慮」の問題でもあります


015.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

映画上映会のご案内 [お知らせ]

001.jpg
クリックすると拡大します

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「兵庫」違い [平和]

 



 



 交通事故の報道で「佐賀市兵庫町」とあった。兵庫と言えば「兵庫県」が浮かぶ。ウィキペディアを開いたら、この地域の開拓の基礎をつくった人=成富兵庫茂安からとったのだという。兵器庫を想像していたので外れた感がしました。



 ちなみに「兵庫県」の由来は「天智天皇の治世に兵の武器の倉庫の意味である「つわものぐら(兵庫)」があった」(ウィキペディア)だという。



 



 兵器庫では、日本で武器の国際見本市が開かれたという。憲法9条がある国の危機でもあります。『老いの練習帳』には、「平常心を失うことなく先を急ぐ、中庸の心持ちがいい」という。先は急がなくてもやってくるのでは・・・。


012.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

AB型 [職場]

 



 


「コラム 時代ななめ読み 「世の中には2種類の」考2019/11/17 西日本新聞 永田 健 」からの引用です。


 


「私がつくづく、世の中には2種類の人間がいるなあ、と感じるのは、次のような分類パターンだ。


 


 【Aタイプ】自分が若い頃に苦労した理不尽で不合理な慣行を、「自分たちも我慢したから」という理由で、下の世代にそのまま押し付けようとする人間


 【Bタイプ】自分が若い頃に苦労した理不尽で不合理な慣行を、「自分も嫌だったから、下の世代にはやらせたくない」と考えて、変えようとする人間 (一部引用)


 


 Aタイプと思うのは、私の若い頃は100時間の残業なんてザラだったよと口には出さないが繰り返し込み上げてくる言葉です。実際は私がしているのでなく目にしただけのことの方が多いのですが。


 Bタイプとして声を挙げたこともあるからです。気になるのは最近の言葉で言えば「同調圧力」というか。一人早く帰ることのうしろめたさがあったことです。「お先に失礼します」


が言いにくかったことがあります。


 そういう意味で血液型と同じAB型です。


007.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ハゼの紅葉は [社会]

 



 



「水俣発信「若い自分が」 胎児性患者の松永さん「水銀条約」会議へ決意2019/11/17



西日本新聞 社会面 村田 直隆  」という。第3回締約国会議に参加するのだという。世代交代なのだろうか。次のハゼ並木の保存も世代交代がうまくいっているようですが。



 



「コラム デスク日記 2019/11/16 6:00  西日本新聞 社会面 糸山 信 



 男たちは皆、軽トラックでさっそうと現れる。腰に工具袋を巻き、草刈り機を自由自在に操る。大半が6070歳代なのに山中でも足取り軽く、ロープさばきも慣れたもの。かつてテレビで見た西部劇の登場人物たちにも通じる雰囲気が漂う。



 彼らが取り組むのが、ハゼ並木の保存と活用である。福岡県うきは市は江戸時代、木蝋(もくろう)生産のためハゼの植樹が進み、現在も延寿寺川沿いの1キロ弱に約130本が残る。その歴史を後世に伝えようと11年前、建設業や元公務員などの多士済々が立ち上がった。(以下略)」



 



私が育ったところでもハゼの木がありました。小学校の通学路にあり、時期がくるとその下を走り抜けるように言われたものです。やがて伐採が進んだようですが、ろうそくの生産が衰えてきたので不要になったのでしょう。稲刈りが終わったたんぼとハゼの紅葉は重なって見えるようです。


004.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

車の安全だけか [街で]

 



 



「信号機ボックス」は全国的にあるらしい。知らなかった。



 



「コラム 花時計



先日、信号機や道路標識を設置する基準について取材した。県警によると、道幅や隣接する信号機との距離などを定めた 全国的な基準と事故件数などを基に、個別に判断しているという。読者から「自宅近くも危ない」などの声が寄せられ、関心の高さを感じた(略)



記事でも紹介したが、県警ホームページには相談窓口「信号機BX」や「標識BOX」がある。この窓口を活用することが安全への一番の近道だ。皆さんにも活用してほしいと思う。(押川知美)」(20191114日西日本新聞)



 



 年寄りが、夜信号機がないところを横断していてはねられたという報道があります。危ない行為ですが、信号機が車の通行を中心に設けられていることも原因があるのではと思います。近所にスーパーや病院があり、バス停もあります。バス停はスーパーの真向かいにありますが、信号は20メートル先の県道にあります。スーパーから出てきたお年寄りなどが買い物を掲げて信号を渡る体力がない人もいます。信号機のある歩道を渡れといっても300メートルぐらい離れたところのものもあります。歩行者の横断心理を含んだ仕組み作りができないものか。


001.JPG


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

利用者の意見を聞くか、整備指針を見るか

 


 


 「傾聴記 実体験バリアフリーの一歩 心理的負担にまず配慮を 福岡市・天神で車いす街歩き2019/11/14 西日本新聞 くらし面 三宅 大介 」からです。


 


4050センチ、目線が下がっただけなのに。腰掛けて、後ろから押された途端、見慣れた光景が一変した。誰もが使いやすいユニバーサルデザインの街づくりを目指す福岡市などが企画した車いすの体験会「天神まち歩き」に参加した。障害者やお年寄りへの配慮を考えるとき、耳を傾け、頭で想像するだけでは到底、追い付かない。実体験こそ、バリアフリーの一歩であると思い知らされた。(以下略)」


 


記事では「車いすの人でも切符が買いやすいよう、足元に空間が確保された市営地下鉄の券売機」が紹介されています。これは地下鉄七隈線の設計時に、障害者側から出された意見でつくられたものだと思います。このときは10回程度障害者団体との協議が重ねられました。トイレについても細かい要望があったと思います。点字ブロックが建物の床と同系色のものになっていることがあります。弱視の方にとって黄色が判別しやすいのだと聞いた記憶があります。利用者の意見や行政の整備指針を見るようにしてもらいたいと思います。最近、天神地下街の北口のエレベーターがないことの不便さが西日本新聞で取り上げられましたが、関係者が集まり、知恵を出し合うことも必要ではないかと思いました。


 


記事は続きます。


 


「■思いはせ自分事に


 地下街周辺を回った後はビルの一室で意見交換。参加者はみな、せきを切ったように話し出した。「イヤホンをしている人、歩きスマホは本当に怖い」「通路で邪魔にならないよう今後は自分も気をつけたい」「車いすの介助は雨が降ったらどうする?」「車いすはいくらぐらい? レンタルはある?」…。疑問や関心は、バリアフリーのあり方から、車いすの人の暮らしぶりまで広がっていった。」


 


 最近気になるのは年を重ね耳が遠くになり、低騒音の車が増えて突然車が近づいてきたかのような錯覚で怖い気がします。それと、歩車分離信号は車中心の考え方のように思う。年寄りには厳しい横断になっているのではないかと思います。


 


009.JPG

 


 


 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。