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嬉しいニュースも [障害者福祉]

 



 



「電子書籍ネットで貸します 春日市民図書館、来館不要で利用促す2020/6/12 西日本新聞」に注目しました。利用者は市民か、市内で就労か就学かが条件。私の住む街ではありませんが、移動図書館に続く、貸し出し方式になるものと期待されます。移動図書館は坂を下ったところにあります。利用が年々厳しくなります。俟たれるわが町も。



 



話は変わって、コロナ禍の補填についてです。医療・介護に続いて障害者施設にも補填と職員に対する給付金の話です。



 



「障害者就労事業所に50万円 コロナ禍で異例の工賃下支え



20200609日 福祉新聞編集部



  政府の2次補正予算案に盛り込まれた、障害者就労継続支援事業A型、B型事業所への一時金が、1事業所当たり最大50万円になることが分かった。新型コロナウイルスの影響で生産活動収入が相当程度減った事業所に限り、支出分を補てんする。()



 新型コロナの感染者や濃厚接触者が発生した施設の職員には1人20万円、発生していない施設の職員には1人5万円を支給する。利用者と接する職員であれば、正規・非正規や職種は問わない」



 



 障害者施設が対象にされたことを率直に評価したい。介護の蔭になりがちでしたので。


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開拓者が逝く [障害者福祉]

 



 



宮城まり子さんが亡くなりました。詳しいことは知りませんが、西日本新聞2020324日の解説記事に 全国障害者問題研究会元委員長で埼玉大名誉教授 (障害児教育)の清水寛さんの談話を伝えています。「一人でも多くの障害児に人間らしい営みを与えるために命を懸けた類いまれなる教育者。障害の重い子どもが学校教育から排除されていた時代に、制度の枠を超えて学園を設立したことは、その後の障害児教育に大きな影響を与えた」と述べたと紹介しています。



ねむの木学園は土地取得が難航したと聞きます。ねむの木学園が開設されたのが1968年です。津久井やまゆり園など知的障害者の大規模施設ができはじめた頃と重なります。やむにやまれぬ事情で人里離れたところでしか施設をつくるのが難しい時代であったと思います。



養護学校の義務化は1979年です。翌年が「完全参加と平等」を掲げた国際障害者年が国連の行事としてスタートします。



 


開拓者の輝かしい生涯が語り継がれていくでしょう

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親亡き後が話題に [障害者福祉]

 



 



「わが家の幸せ ぜいたくな時 72歳」という投稿欄に注目しました(2020219日西日本新聞)。てんかんで高次脳機能障害と告げられて15年。親も70歳を過ぎて「私亡き後、障害がある娘が1人で生きていくために何をしてやるべきか?」と先が見えない日を送っているという。ぜいたくなときとは「月2回の病院の帰りに回転ずしで食事をするのが楽しみ」だという。



 団塊の世代が高齢化するなかで親なきあとの心配は障害者だけでなく幅広い関心事です。



227日の西日本新聞では215日開かれた障害者の親亡き後として「お金、住む場所、日常の支えを考える」についてのシンポジウムの報告を掲載しています。福岡市ではこの他に3月には精神障害者の家族の亡き後の集まりが予定されているという。



先のシンポジウムでは「障害者の生活には障害者福祉サービスの事業所や地域とのつながりとなるため、日頃から、さまざまな相談に応じる専門職との関わりが重要という認識で一致したという」


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続くモノと形を変えるモノ [障害者福祉]

 


 


 てんかん協会の福岡県支部の設立40周年を祝う集まりが開かれました。私は参加できなかったのですが、写真を送ってもらいました。設立が1980年です。奇しくも、国連が各国に呼びかけた「国際障害者年」というタイミングは歴史の流れの中での動きでもあり、前後して、いろんな団体が設立されています。国際障害者年日本推進協議会(現日本障害者協議会)も設立され、横断的な連携が当たり前のようになっています。


 てんかん協会は全国組織ができて間もない試行錯誤の時代だと思います。未熟な私たちを支えてくれた多くの人たち。てんかん協会はこれから必要なものです。今後も育ててもらいたいと思います。


 


 一方、形を変えつつあるものについて、歌人の手紙と東直子氏は手紙とネット社会の違いを次のように述べています。


「切手、便せん、封筒、葉書、万年筆、そんな物を使わずできる情報交換は合理的だが、使われない物の文化が失われていくのではないかと不安である」(2020218日西日本新聞)。


 


 これを私は電子書籍と紙の本にもあてはまるものと思います。同じ本でも電子書籍と紙の本が販売されることが多く、その多くは電子書籍の値段が安くなっています。紙の本を作る技術というか、文化が消えてしまうのではないかと思うのです。紙の本は処分にも困ります。私が本に親しんだのは亡くなった伯父さんの遺品のなかの本『二都物語』でした。内容は忘れましたが、本を読む楽しさを教えてくれました。


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お知らせ [障害者福祉]

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「ガイドランナー」 [障害者福祉]

 

 

大相撲が面白い。幕内前半は炎鵬という小柄の力士が相手との体格差をものともせずにやっつけます。動画再生数はトップのようです。後半は貴景勝の復活です。場所前のインタビューで怪我する前と後で人間関係が変わったみたいなことを話していたのが印象的でした。

 

視覚障害者のマラソンの話です。

見えないから「ガイドランナー」がいるのだと単純に考えていました。いろんな制約があるのですね。

 

「コラム 気流

視覚障害がある陸上選手の横を伴走する「ガイドランナー」。歩幅もペースも異なる、選手に合わせて、タイムを測ったり、ほかの選手の位置を知らせたりする役割を持つ。選手より先にへばれないから、選手よりタイムが速い人が理想という▽ガイドランナー歴7年の福岡県篠栗町の会社員、堀内規生さん(38)から聞いた。マラソンの自己ベストタイムが2蒔間40分台という堀内さんがこの世 界に入ったのは、都内でたまたまガイドランナーを見掛け て、「好奇心を持った」から だ▽福岡に戻って本格的に始めてみると、想像以上に厳し い世界だった。ガイドランナーは、あくまでも「選手の目の代わり」。選手を前から引っ張ったり、支えたりするのは禁止。言葉で励ますのも認められない。選手との相性だってある。だけど、やめられない。なぜか。続きは明日。」(2019911日西日本新聞)

 

堀内さんの相手の選手は2016年リオデジャネイロ・パラリンビックで、視覚障害女子マラソンに出場したメダリストの道下美里選手です。太宰府市体育館が新築されたときに見学に行きましたら、受付当たりに道下選手のパネルがありました。いつか新聞で、JRの水城駅を利用者されることがあると述べられていましたので納得しました。テレビで観ると小柄な方です。来年はパラリンピック。期待しています。

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視覚障害者に良い映画を [障害者福祉]

 

 

上映期間を忘れてご案内が遅れました。最新作は「ぼけますから、よろしくお願いします。」。認知症の母と、その母を介護する人の話です。公式サイトによりますと

「 広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている」。母87歳認知症、父95歳。初めての家事という次第です。それを視覚障害者にも分かりやすく伝えるというボラティアグループの紹介が掲載されていました。

 

「視覚障害者に良い映画を 場面の情景 分かりやすく 音声ガイド作って20年

 視覚障害者向けに映画の音声ガイド(副音声)を20年以上作り続けているボランティア団体が、福岡市にある。「バリアフリーシアター エイムing(エイミング)」。手掛けた作品は47に上る。最近はスマートフォンのアプリを使ったガイドもあるが対象はヒット作中心で、代表の川崎寛子さん(73)は「目が見えにくくても、いろいろな作品を見たいという思いは変わらず、その思いを支えたい」と語る。

 3月末、同市中央区のふくふくプラザの録音室。パソコン画面で映画のシーンを確認しながら、せりふだけでは分かりにくい映像情報を、メンバーが読み上げていく。

 「住宅街、たばこの自販機の前に茶色の猫。踏切、黄色の電車が走る…」

 こうした音声を、映画館に設置した機器から電波で飛ばし、観客はFMラジオで受信してイヤホンで聞く。映画館のスピーカーから直接聞く方法もある。

 メンバーは40~80代の42人。1998年、点訳などをする団体代表の川崎さんに、映画配給会社から「音声ガイドを作ってほしい」と依頼があった。いざ作るとなると苦労の連続だった。作品を何度も見て、作風を生かしつつ、解釈を押し付けないように客観的なシナリオを考えた。機材のセッティングやナレーションなどさまざまな作業も必要。メンバーは仕事の合間に取り組み、一本完成するのに3カ月はかかるという。(略)

【5月】22日、筑紫野市の市生涯学習センター【6月】5日、久留米市のえーるピア久留米。1300円(前売り1100円)。九州シネマ・アルチ=092(712)5297 

2019/04/12付 西日本新聞朝刊=」


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杉山検校 [障害者福祉]

 

 

杉山検校のことを読んだばかりでした。視覚障害者教育のパイオニアでもあったという。

 

「■巻頭言 春によせて  NPO法人日本障害者協議会理事 内田 邦子

  さて、隅田川といえば、両国には、江戸・徳川綱吉の時代に活躍した盲人鍼師(はりし)の杉山検校(けんぎょう=当時の視覚障害者の最高の官位)がいます。綱吉の鍼医だけではなく、視覚障害者教育のパイオニアでもありました。

  綱吉から「何かほしいものはないか」との問いに「目がほしい」との答えに本所(ほんじょ)一つ目の地を拝領したエピソードが伝えられています。そして杉山検校は、その地で職業訓練校であり鍼術講習所であった「杉山流鍼治導引学問所」を開設するようになります。(一部引用)」(2019年「すべての人の社会」4月号)

 

藤沢市に杉山検校の墓石があるとWikipediaにはありますが、池内 紀著『東海道ふたり旅』の「藤沢宿――隠れ里」のなかの広重の「藤沢 道行寺」の説明に次のような件があります。

「橋のたもとで一列になり、それぞれ背中に片手をそえているのは座頭のグループで、これから江の島弁財天へお参りするのだろう。元禄のころ、杉山検校が弁財天に念じて霊験を受け、鍼の秘術を感得したとつたわり、以来、座頭、盲人の聖地になった」とありました。

今の視覚障害者にとってどんな存在になっているのだろうか。


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ニンビーはつくられたのかも [障害者福祉]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「弱者排除する社会の不寛容  44

児童養護施設や保育園、みとりの家など、弱者を受け入れる施設の建設に対して地元住民が反発しているところが多いという。「環境が悪くなる」「地価が下がる」などの理由で、社会の寛容が失われつつあると 感じる。 所有する土地や家屋の資産価値が第一で、誰もが弱 い立場になる可能性を持っているのだという認識に欠けている。事業者や行政の説明をよく聞き、不安や疑問があれば議論を重ね、理解し合おうと努力するのが あるべき態度ではないか。 「ニンビー(Not  In My Back yard)」という言葉がある。

必要だと思うけれど私の近くはやめて、という考えのことだ。このような考え方を一体どのように子どもに説明できるというのか。見たくないものを排除しようとする大人を手本に育つ子どもたち。彼らがつくる社会は想像したくない。共生、協働をどう示すか。大人の姿勢、態度が問われている。」(2019311日西日本新聞)

 

反対の理由に「何かあったらどう責任をとるのか」というのもあります。だが、こうした施設建設にあたっては周辺同意書を行政が求めていました。勝手に立てるのだから住民からクレームが行政に来ないようにするためのものだった。法的なものではなかったと思うがはっきりとは分かりませんが、ネットの大阪府の資料によれば、法的にはないが国が求めたという。さらに、撤廃を求めた結果「1999(平成11)年度までに全て撤廃されたところである」としています。わずか20年前まで国が求めてきたのです。

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「すずちゃんののうみそ」 [障害者福祉]

 

 

 

NHK、板野氏返り咲きを正式発表 関係者「首相官邸の意向」毎日新聞201949日」という。NHKとしては対応に苦労しているのだろうか。

 

NHKニュースだったと思うが「すずちゃんの絵本」のことを紹介していました。ネットで検索したら「すずちゃんののうみそ」と書かれていましたのでそちらが正解かもしれません。

すずちゃんは自閉症スペクトラムと知的障害があるので、行動を理解してもらうのは大変です。ですが、お母さんは外出し、ありのままに説明していくことにします。

 障害者福祉の現場にほんの少し関わった経験からしても最初は理解していくのは大変です。ですが、絵を描いたり、習字を書いたりなど芸術的な才能に恵まれていますし、やさしいです。誰にも人懐っこいこともありますので驚かれることもあります。社会の中で学んでいくことも多いと思います。ほんのわずかな経験ですので、違うよという声もあるでしょうが・・・。


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