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行政の末端では [年金]

 



 



「記者コラム2020/6/10 西日本新聞 ふくおか都市圏版 後藤 潔貴」では、いわゆる10万円給付といわれる「特別定額給付金」の対応の話です。



 



 「『最近はずっと午前様ですよ』と言うのは、ある自治体の職員。もちろん飲み歩いているわけではない。新型コロナウイルス対策として国民に110万円を配る「特別定額給付金」の処理で、残業が続いているのだこの職員は自分の仕事を終えた後に、担当課に応援に行くが、申請書のチェックが終わらないという。口座情報の間違い、添付書類の不備も多い。評判の悪い「給付金辞退のチェック欄」に印がついていれば、「間違いかもしれない」と再確認担当へ回さざるを得ない役所には、大量の郵便物を扱う郵便局、給付金を振り込む各金融機関からも、悲鳴が届くとか。(以下略)」



 



申請手続きでは、申請者の名前など記入されたものが届きました。分かりにくいとされた申請する、しないのチェックも、「する」にレ点をつけるようになっていました。工夫の跡が見えました。スピード感をもっての口癖が聞こえてきますが、遅れるなら明確に示したが良いと思います。



 新聞の読者欄に、年金受給者は受給額が減っていないので辞退しろとか、寄付をという人がいますが、10万円もらいたいとの意見が寄せられていました。年金と言っても個々で複雑なものになっています。本人に任せていいのでは。


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年金繰り下げ支給と就労延長は [年金]



 



 NHKのニュース番組でベルリンの壁30年ということで旧社会主義国の実態が取り上げられていました。旧東欧諸国の人たちにとって当時の支配体制が崩壊すればバラ色の生活が待っていると信じていた。だが、壁もなくなったが、仕事はない、生活は改善しないという。急激な変化に経済が対応できないでいるという。「全世代型社会保障」として検討されている仕組みはどういう社会を見せてくれるのだろうか。



社会保障費の削減策の検討で「年金の繰り下げ支給」と「高齢者の働く場の確保」が有力な施策として語られています。参考になると思われる論考がありました。



 「就労延長で老後の生活水準はどうなるか レポート ニッセイ基礎研究所 ジェロントロジー推進室 主任研究員 高岡 和佳子 2019-10-02」では次のように結論付けられています。



 



「公的年金の繰下げ支給の効果は限定的であり、生活水準の低下を抑制する効果はあまり確認できなかった。一方、就労延長の効果は大きく、パートやアルバイトの従業員として就労する場合であっても、十分な効果が確認できた。また、就労延長の効果は、所得の低い世帯ほど大きいことも分かった」



 



 普通の年寄りからみるとある程度実感できます。働くお金と年金では今の仕組みでは経済的支援に差がありすぎるように思われます。国民年金5万円で暮らす人と厚生年金20万円で暮らす人の格差を埋めるには働くしかないように思われます。



 ところが高齢者は衰え、病や介護が必要になる可能性が高いのです。働くつもりでいてもいつ止めざるをえないことが出てくる可能性があります。病や介護は本人に限らず家族の介護等が待っているかもしれません。その時の救済策が用意されているのか。簡単には話にのれないように思いました。



 


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寿命をという理不尽   [年金]

 

庭のカボスが黄色く色づきました。みかんと同じ時期ですね。表年と裏年があるそうですが、今年はどうでしょうか。

 

次の記事は質問に答える形式の記事です。消費増税が始まったら負担増が目白押しで予定されています。質問では10月に厚生労働省が審議会に示した案のことです。それを年金の支給開始を75歳にするというように理解されているようですが、75歳までの間で選択できますという案です。

 

「やりくり家計術 菅野美和子 年金の受給開始 75歳から?

60歳から早くもらうことも、70歳まで待って遅くもらうことも選択できます()

例えば65歳から受け取る年金額を100万円として、これを75歳から受け取れば、184万円 に増えます。しかし、6575歳の10年間は年金は入ってきません。65歳 から受け取るのと、75歳から受給した場合の年金の総額を比較すると、87歳ごろに同額になります。 87歳より長生きすれば「75歳から、受け取ってよかった」となります。 86歳までに亡くなると「65歳から受け取った方がよかった」ということになります。2018年の簡易生命表によると、65歳の男性の平均余命は197年です。65歳の男性は平均的には84.7歳まで生きるということになります。(一部引用)」(20191025日西日本新聞)

 

年齢が高くなって受給したら割増をしますよというのです。それで乗ってくる人がいると見込んでいるようです。頭のいい官僚が考えた案です。寿命など誰も分かりもしないのに、平均寿命でのっってくるとは思えません。いたってこの手の計算に弱い私でさえ簡単にのっていきそうもありません。次の一手への伏線だとしか思えないのですが。

 


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雰囲気づくり? [年金]

 

 

 

「目指せ 1日 8000歩 20

夕方がお勧め 歩幅・速さも考えて

効果的なウォーキングには、こうした歩き方に加えて、歩く速さや歩数も重要だ。東京都健康長寿医療センター研究所・運動科学研究室長の青柳幸利さんらが群馬県中之条町で10年以上にわたって 行っている研究の結果、健康 維持に最も効果のある運動の強さは、安静時の36倍で あることが分かった。「ウォーキングで言うと、 少し息が上がり、何とか会話 ができる程度の早歩きに相当します」と青柳さんは話す。この早歩きを1日に20分行い、それを含めた1日計8千歩のウォーキングで高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの予防効果が期待できるという。(一部引用)」(20171021日西日本新聞)

 

毎日、8000歩は目標にしていますが、20分の早歩きは厳しい。元々足が遅いのですが、右足のしびれもあり、なおゆっくりの歩きになります。本人は急いでいるつもりですが・・・。

 同じ新聞に次のような記事も・・。

 

「あなたはシニア?

60代「はい」4割どまり

博報堂の「新しい大人文化研究所」は このほど、首都圏と地方の中小都市に住む4060代の男女930人を対象に、インターネットで「シニア」に関する意識調 査を実施した。その結果、自分をシニア だと思う人は60代でも約4割にとどまることが分かった。 「シニアと呼ばれて自分のことだと感じる」割合は50代で12.6%60代で41.3%、(以下略)」(同前)

 

高齢者はすは何歳からだと思いますかという調査の報道が多いように思う。年金支給年齢の引き上げの外濠を埋められているような・・・・。

 

 

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