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アリは格好よかった [難病]

 

 

パーキンソン病になった人の新聞投稿です。

 

「難病のゆえに見えるものが  64歳 

最近、何事も動作が鈍くなり、ふいの小刻み歩行で転倒することが多くなった。これはただごとではないと胸騒ぎ。大学病院を訪ねると「パーキンソン病」 との診断だった。とっさにアトランタ五輪の開会式で聖火台に点火した故ムハマド・アリ氏のぎこちない動作が住んでいるのでしょうか頭をよぎった。氏もパーキンソン病でした。急ぎ、帰って調べると国指定の難病とのこと。大いに落胆、数日はふさぎ込んでいました。すると1通のメールが舞い込んだ。「こだま」の投稿仲間からだった。「病は気から。一緒に投稿を続けていこう」と結ばれていた。そうか。自分には文章を書くことが残っていた。この病を得たからこそ書けることを見つけていこうという気になった。これから先、山あり谷ありだろうが、早々と人生を投げ出すのは情けない。生きてさえいれば、やがてもっと深いものが見えてくるはず。それを書いていこう と今は思っている。」(2017914日西日本新聞)

 

アトランタ五輪が1996年というからもう20年以上も前のことですが、アリの登場には感動したことを今でも鮮明に覚えています。動きのぎこちなさをあえて世界に示したアリの勇気に感動したのだと思う。大変なことも多いであろう。有効な治療法の開発も進んでいるのでしょうか。

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