組織の差 [組織]
桑田真澄氏がTBS「サンデーモーニング」でホークスとジャイアンツの総年俸の差が20億円もジャイアンツが下回っていることを指摘しています。張本氏は資金力の差を指摘していました。かつて、ジャイアンツは「球界の盟主」と呼ばれ、有名選手を抱えていたと思います。ホークスは1軍から3軍まで組織を整備し、練習場も福岡県筑後市に立派な施設を持っています。
この件を論じた11月29日、いつもはテレビを観ているはずでしたが記憶にありません。スポーツ報知によりますと桑田氏は、選手の違いをあげ、ホークス選手は「自分で考え、選手同士が協力してプレーしているように見えた」という。ジャイアンツは「指示待ち」の姿勢だと分析しています。ホークスは楽しんでやっているように見えたという。さすが元一流選手の言うことは違うなと思いました。でも、ホークスも一歩誤ればジャイアンツの二の舞になるかもしれません。ヘッドコーチに小久保氏が就きました。厳しくても今の伝統を進化させてもらいたい。
下り坂 [組織]
「コラム 一発屋に学ぶ「その後の人生」2020/11/29 日本新聞 オピニオン面 永田 健」
私の人生下り坂である。この年になれば体力、気力、記憶力はもちろん、収入とか組織内の立場とか、全ての面でピークを過ぎ、日々衰えを実感しながら生きている。まあ、たいていの中高年も同じ悲哀を感じておられるのではないか」
コラムではこの後、「一発屋芸人列伝」(新潮社)は、「お笑い芸人たちの『ピーク後』を追ったノンフィクションだ。著者の山田ルイ53世さん」の話へと変わっていきます。
多くのサラリーマンが50歳を迎えたら、その先が見えてくるでしょう。今はコロナ不況でその先が見えないし、予定した出向・再就職先がなくなってしまった人もあるかもしれません。出向したら元の部下の所から仕事を分けてもらえないと居心地が悪くなります。今は、晩婚化しているので50代でも子どもが中学生だという人も少なくないかもしれません。しかし、収入も頭打ちになっているかもしれませんね。内憂外患のど真ん中に立たされていてもおかしくない。これから、長い老後にとつながっています。運よく定年まで同じ職場で働いたとして60歳以降の再雇用に運よくつながっていく人もいるでしょう。先は誰にも分かりませんね。
新幹線事故で分からないこと [組織]
無事で良かったのか。相当深刻な事態ではないか。
「(声)新幹線、乗客の安全最優先に 65歳 2017年12月20日朝日新聞
博多発東京行き新幹線「のぞみ34号」の走行中に異常音や異臭があり、名古屋駅で
運転を取りやめるトラブルが11日、発生した。約千人の乗客が全員無事だったことに安
堵(あんど)している。
名古屋駅での点検の結果、車両の台車に亀裂が見つかったほか、モーターの回転を
車輪に伝える「継手(つぎて)」部分が焦げたように変色していたという。
国の運輸安全委員会は深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定し、調
査を始めている。新幹線トラブルでの認定は初めてで、世界トップレベルの安全性を誇る
新幹線の安全神話が崩壊したと言っても過言ではない事態だ。
化学会社に勤務していた頃、職場には重要な設備やモーターがあり、機器の管理は災
害や人命にかかわる重要な仕事だった。小さな異常でもすぐに予備機に切り替え、原因
を追及した。
今回危惧するのは、保守担当者が岡山駅で調べた後、車掌が一時的なものと判断し、
走行を継続したことだ。JRにも安全指針はあると思う。異常を感じたら、乗客の安全を最
優先に行動することを肝に銘じてほしいと願っている。」
疑問点
①人身事故の反省からの安全教育がなされていたのか。
②損傷した部品の製造元はどこなのか。最近、素材メーカーのデータ改ざんがあった。そことの関連も説明してもらいたい。
③保守担当が止めたほうがいいと判断したのに動かしたというのはどういう基準からか。指令室と現場との最終判断ではどちらが責任を負うのか。
組織無視したクーデターのようだ [組織]
党とは何か。民進党の吸収合併を両院議員総会で決めるという。規則ではそうなっていたとしても党の解消に近いことが党員・サポーターの意見を反映しないで決まるとは信じられない。代表の行動はクーデターみたいだ。
「(声)党員・サポーター、忘れてないか 72歳2017年10月8日朝日新聞
民進党の前原誠司代表は突然、希望の党との合流を決め、両院議員総会で発表した。その際、明確に反対を唱える声はなかったとするが、希望の党の小池百合子代表の意向がわかると、リベラル派の人たちが反対を表明し、立憲民主党を立ち上げた。
私は民進党サポーターだ。党員やサポーターは、議員に代わって支持者回りをし、選挙となればポスター貼りや票読みなどの裏方作業を担ってきた。その存在を前原氏は忘れているのではないか。希望の党への安易な合流を見ていると、置き去りにされた感が否めない。
今回の件を受け、地元も混乱している。応援してきた複数の議員は希望の党から立候補するという。支援を頼まれたが、希望の党の政策は正直よくわからない。支持者からも「一体どうなっているんだ」とお叱りを受ける。今後、地方組織はどうなるのだろうか。
選挙では、小選挙区は付き合いの長い民進党出身の議員を応援するが、比例は立憲民主党を支持すると決めた。理念や政策はやはり譲れない。」
カンボジアのフンセン首相は長期政権ですが、報道によれば反対党の粛清を始めたという。いくら功労者であっても権力が長くなると腐敗する証拠だ。日本でも似たような動きだ。
「(声)民進出身者、なぜ安保法認めた?57歳 2017年10月7日朝日新聞
政権交代を掲げて発足した新党「希望の党」の第1次公認候補は、192人中110人が民進党出身者だという。彼らにどうしても聞きたいことがある。なぜ反対していた安全保障法制を認めたのかだ。
あの頃は不要だと思っていたが、今となっては必要だと思い直したのか。あるいは、公認を得るためには信条を曲げても仕方ないと思ったのか。
後者であれば、国の針路を決める国会議員としての資質に欠けていると言わざるを得ない。
前者について言えば、話し合いができない国から、ミサイルが一方的に日本の頭上を飛ぶような現実がある。国会議員にとって、不戦を誓う日本国憲法の理念と国民の命を守る責任の間でどこを着地点とすべきなのかは、どうしても正面から向き合わねばならない問題だろう。
しかしそうした論議を党内できちんとせず、民進党としては安保法に反対する姿勢を掲げながら、自分が転出するにあたってはほおかむりする、というのであれば、公党の発言に対する有権者の信頼は一気に失墜するだろう。安保法についての姿勢変更の理由を、しっかり説明する責任がある。」
インフルエンザ対策に見る行政のカベ [組織]
入梅したと言われましたが今日はもう晴れています。近くの池には水がたまり、一部が放水されていました。田植えが終わったばかり、少しは雨が降らないと困るのではないかと思います。
今回の緊急事態に対応する行政のあり方が問われているように思えます。ひとつは、厚生労働省が水際対策なるものを着手する以前に既に感染者が入国していたことです。現役の検疫官がパフォーマンスに利用されたと述べたように、あたかも一生懸命にやっているとの演出をして、それをマスコミが垂れ流しました。大臣好みの演出なのでしょうか。
福岡県と福岡市の責任のなすりあいも目に余ります。
RKBテレビは次のように伝えています。
「福岡市の初動ミス」と批判の声06/09 19:39 福岡市が最初に感染を確認したのは今月6日でしたが、先月末から板付校区の子どもや大人に、感染の疑いが確認されていたことが分かりました。診察した医師の要請に対し、市の保健所は新型インフルエンザかどうかを調べる詳しい検査を行っておらず、市の初動ミスとの批判の声もあがっています。
福岡市は県が福岡市内の店舗に感染者が立ち寄ったという情報が伝えられていたら検査していたと述べるなど弁解しています。県は伝えているとしていますが、これでは行政の責任はどうなるのでしょうか。さらに、西日本新聞は市長が以前に勤務していたところですが、この問題を一切取り上げません。日頃から西日本新聞を愛読している立場からも不思議です。さらに、こども病院移転でも歯切れが悪いです。市長与党のような動きのように見えますが。くれぐれも読売新聞みたいに会長が政治に関わることがないように願いたいが。
人間の心理考えた制度を [組織]
台湾・何振忠さんという方が2008年8月4日西日本新聞に表記のような記事を書いていました。台湾の信号機が赤信号のときだけカウントダウンの秒数を示すことになったという。それまでは、バラバラだったそうです。福岡では天神あたりでわずか見かけますが、砂時計みたいな表示になっています。台湾では「青信号にカウントダウン装置を設けた交差点での交通事故発生件数は、設置前の二倍に増加し、けが人の数も三割増しとなった。一方、赤信号に装置を設けた方は、事故発生件数とけが人の数が設置前の半分に減った」
その理由として「青信号がまだ三秒残っていることが分かれば、スピードを上げるだろうか、ブレーキを踏むだろうか。多くの人が、「青は走っていい権利」だと思っているから、ついスピードを上げ、交通事故を引き起こしてしまう」と分析しています。このように心理を活用した政策が必要だとして、首長の特別費というものがあり、長年、首長は小遣い銭みたいに使っていたという。ところが、今回、民進党政権時代の閣僚を五人起訴した。「彼らが提出した領収書には女性の下着、シャンパン、スーツ、家庭用品などが含まれており、明らかに公務に使われていなかったことが分かる」としながらも、長年の慣習として放置しておきながら突然の法的な対応はいかがなものかとし、「今回の調べによると、ごく少数の首長は使い残した金を返還したが、ほとんどの首長は使い切っていた。でも、彼らが全額を公務のために使ったと信じられるだろうか。不正行為を減らすには、人間の欲望を踏まえ、明確な基準のある制度をつくるべきだ」と結んでいます。
心理を活かすのは大事ですが、なんでも使っていい公費というのはどうでしょう。
組織の常識 [組織]
福岡の雨はあがりした。犬を連れて歩いてきました。
イージス艦の問題はどうなったのでしょうか 防衛省とマスコミの手打ちがあったかのように伝わってきません。記者クラブが接待漬けだという指摘もありましたが 信じたくありません
まじめにやっている人たちがどこでも多数でしょう。社保庁だって。組織の常識が世間の非常識というのは大小は別にして 多くの組織に見られると思います
★「博多今昔地図」が完成したというので福岡市役所でもらった。鎌倉時代以降の地図が6枚、現在の山笠(やまかさ)コースの地図も添付。山笠でいう集団の単位「流」(ながれ)は、かつての自治組織の単位であったなど、博多の歴史が簡潔に説明されている。
言葉の力・組織の課題 [組織]
朝日新聞のコラム「CM天気図」で天野さんが次のように書き始めていた。
「赤福は黒福に、比内鶏は比外鶏に」改名したほうがいいと、朝日新聞の「素粒子」が言っていた。ついでに「白い恋人はひどい恋人に、自民党は自眠党に」改名届を出したらいいと思うけれど、比内鶏や自民党はともかく、赤福と白い恋人はぼくも好きな商品だっただけに、こんどの事件はとても残念だ。」
言葉の力としてもすごいと思いますが、社員は比内鶏やミートホープでも解雇されています。不正を見過ごしたから仕方がないのでしょうか。吉兆グループでもあったということですが、組織ぐるみではないと言いますが、逆に一アルバイトができるという組織も怖いです。でも、どこでも可能性はあります。どうチェックしていくか。個人のモラルを高めるか。防衛省の前次官のことも、組織内部で知らなかったということはないでしょう。
なんとも軽く [組織]
今日はリハビリでした。先週は休みましたので久しぶりという感じです。
やっと入梅したようです。午後から降り出しました。畑の横の水路も枯れることがあったので良かったです。でも、歩いたりするのが減りそうですね。
コムスンの報道については的外れでどうかな、と思います。年金問題から目をそらすための仕掛けとかいう噂もありますし、折口会長が防衛大学卒業ながら任官していなかったなど、いろいろなことが書かれています。そして、忘れ去られるのでしょうか。何か、耐震偽装事件と雰囲気が似ていますね。
西日本新聞では緑資源機構の談合に松岡事務所がかんでいたという。安倍総理は「故人の名誉のために、今までも、これからも捜査対象ではない」と言い切りました。温存されていく社会の仕組み。
墓参り お詫びの仕方 [組織]
久しぶりに墓参りしてきました。自宅から往くときは高速を使わずに1時間30分余かかりましたので、帰りは八女インターから高速を利用したので1時間程度でした。往くとき初めての道路を選びましたが、田舎の道路の入りこみ方に迷いました。田んぼのあちこちに菜の花が咲き乱れ、故郷の春を感じてきました。墓は共同墓地になっていて、今日は巡礼の人も多く、接待があっていました。私たちもご相伴に預かりました。この行事は「おこぼさん」と呼ばれていて弘法大師を敬う行事だと思います。昔は接待には甘茶が使われていて、それを飲みたさに何度も行った記憶があります。過疎化しているなかで、このような行事を維持するのも大変かと思いました。妻の実家は対馬ですが赤米神事があります。でも、後継者不足で大変だと新聞で伝えられていました。今日のニュースだと核廃棄物処分場について対馬市議会としては誘致しないとの決議をしたそうです。過疎の自治体のもがきがあります。
鹿児島県警の選挙違反事件での見込み捜査について県警本部長が謝罪したと伝えていますが、テレビでは「結果として・・・」そうなっただけと言ってました。官僚のお詫びで間違っていなかったということを主張しているのだから、お詫びではありません。
もうひとつのお詫びも同じでした。北陸電力以外にも制御棒の落下はあったが、法令違反じゃないからと公表しなかったという。そういう問題ではないと思いますが・・・。