SSブログ
寛容な社会 ブログトップ
前の10件 | -

分断を支えたもの   [寛容な社会]

 

「コラム『社会の分断』巡り一考 小出浩樹2020/12/9西日本新聞 」では分断について興味ある意見が述べられています。

 

「ところで、毎日新聞が世論調査の結果を報じた「若者ほど『内閣支持』」(先月24日付)には、今更ながら驚かされた。1829歳の内閣支持率は80%で、80歳以上の45%に向けて下がっていく。世代間の分断ということか。

 さらに目を引いたのは、安倍前首相と度々対立した朝日新聞の「政権評価の声 感じ取れたか」(929日付)と題する自己分析記事だ。

 前首相の78カ月の実績を評価した人は同紙の世論調査で71%にも上った。社内では『衝撃。朝日新聞と国民世論のずれ』が生じているとの声が上がったという(一部引用)

 

昼間に限らず、テレビのニュースの扱い方には安倍政権を結果的に支持する論調が垂れ流されています。インターネットのニュースもテレビの後追いのようなニュースです。一人新聞が立場の違いを、権力監視に力を入れようとしています。ここにきて、金にまみれた政治だったというこことが明らかになっています。メディアの主体の変化と立場の放棄ともいえる報道になっていないだろうか。

どうも、分断というものではないのかもしれません。私の皮膚感覚では、労働組合の再編辺りから空気が変わってきたように思います。すでにそこで勝負がついていたのかもしれません。その後、一部の新聞が抵抗勢力としての意地を掲げてきたのではないか。歴史の検証が必要かもしれません。

 

007.JPG

 

 

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

新語・流行語大賞 [寛容な社会]

 



 



「コラム 春秋 2020/12/2 西日本新聞



やっぱり、と言うべきか。ことしの新語・流行語大賞。「PCR検査」「アベノマスク」「GoToキャンペーン」。大賞候補の30語のうち、ほぼ半数は新型コロナ関連の言葉だった



▼その中から選ばれた大賞は「3密(三つの密)」。コロナによって暮らしは大きく変わった。「新しい生活様式/ニューノーマル」が提唱され、人と適切な距離を取る「ソーシャルディスタンス」が求められた(以下略)」



 



「新しい生活様式」には、抵抗がありました。強いられた生活様式という思いが強く感じられたからです。それをニューノーマルと呼んでいいかと思いました。似たようなものとして「自粛」です。自分を律することだと思いますが、「自助・共助・公助」の自助に近く、あなたの責任ですよという感じ。それなのに守らないと罰するかもしれないという含みを感じます。日本的なあいまいさが嫌でした。



 「同調圧力」というのが入りませんでした。「自粛警察」は入りましたが。世間と社会の境目を考えるいい機会だと思いましたが。



 「巣ごもり」には実感がありました。



 



カタカナ語はソーシャルディスタンスなどをはじめ沢山使われました。 


002.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

若い人たちへ [寛容な社会]

 


 


「コロナ禍の冬…効果的な換気は? 対角の窓を同時に開けて2020/11/22 西日本新聞 社会面 吉田 真」で詳しい換気の方法が紹介されています。寒い時期なのでどのくらい換気して良いか分からないので、15分ほど台所の換気扇をまわしました。3から4分くらいでもよさそうですが・・・・。


 


「コラム 永田健の時代ななめ読み 君の歌に足が止まる2020/11/22 西日本新聞 オピニオン面 永田 健 」では歌人がとりあげられています。


「今の日本社会は、若い人たちにとって、何と生きづらい世の中なのだろう。


 そして若い人たちは、そんな世の中を、何と懸命に生きているのだろう。


 一冊の歌集を手に、そんなことを考えている。


   ◇    ◇


 萩原慎一郎という歌人が出した歌集「滑走路」(角川書店)が、ロングセラーを続けている。(以下略)」


 


歌人の存在は聞いたことがありますが、非正規雇用の大変さをとりあげられた歌が注目されていたという。若い人には今後の長い人生を考えると絶望が襲ってくるのでしょうか。若い人にとって住みにくい社会はお年寄りにも住みにくいのではないかと考えさせる事件が起こりました。64歳の女性のホームレスが殺されました。なぜ、死が待っていたのでしょうか。これから冬に向かう。コロナ禍で雇用が揺らいでいます。この国はどう助けてくれるのでしょうか。それとも・・・。住みにくい社会をつくったのは誰か

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

根強いもの [寛容な社会]

 


 


今年の沢村賞は中日・大野雄大が初受賞と報道されています。福岡でのテレビ放送で中日戦などは皆無に近いので、大野選手に限らず知りません。フランチャイズ方式で地元との密着度が強くなったのですが、他球団の馴染みがなくなりました。ネット放送などあるようですが、地上波が依然として主流だからでしょうか。地元球団を応援する仕組みなのかもしれません。果たして今の方式がいいのか意見を求めたらと思いますがどうでしょうか。


 


ハンセン病の国家賠償が進まないというコラムからです。差別の思想は多かれ少なかれ持っているものだと思う。持っているからこそ、学び、知ることが大切ではないかと弁明しています。ハンセン病・部落差別・外国人差別・人種差別などです。やはり学ぶことだと思います。アニメからも・・。


 


「記者コラム2020/11/20 10:45 西日本新聞 ふくおか都市圏版 一瀬 圭司


 ナウシカ、ラピュタ、トトロ、紅の豚…。うちの幼子たちはスタジオジブリのアニメ映画が大好き。自然と人間の共生など作品の奥深い世界観に大人も圧倒される。何度も一緒に見ているうちに、あるシーンの存在に気がついた▼「もののけ姫」に衣服以外の部位を包帯で覆った人たちが一室に集い、作業をしている場面がある。宮崎駿監督が近年の講演でハンセン病を意識して描いたことを明らかにした、と報道で知った(以下略)」


 


 ハンセン病家族補償金の申請は国の推計の27%にとどまるという。つらい現実が想像されます。


 


006.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大義名分の前で [寛容な社会]

 



 



 新聞の投稿欄にGOTOキャンペーンは「ヒマとカネ」がある人との格差社会を広げるだけだという意見がありました。景気刺激策についてはいろんな意見があるものだと思います。省庁の不手際もありというか、予算の分捕り合戦が優先したのか、危機管理に不安を残しました。それよりも、この際、経済を回していくという大義名分のもとに社会的な弱者に新たな犠牲を強いることになっていないかと思う。



 例えば、JR各社で無人駅が急速に増えています。JRは「駅遠隔操作システム」で視覚障害者などの支援ができるというが使い勝手の悪さを指摘する声があります。また、運転手不足や人件費削減もしたいバス会社は自動運転バスの実験を始めたという報道があります。



無人化したバスは、お年寄りや障害のある人の利用に対する支援をどうするのでしょうか。コロナ禍の前にひれ伏す経済が一人歩きしているように見えます。



 



 次のような指摘もあります。



「私はコロナ危機による変化が、民主主義を脅かす可能性もあると考えている。特に危険なのは、コロナ不況が世界中で『勝ち組』と『負け組』の間の格差を一段と広げることだ」(「パンデミックが露わにした『国のかたち』」熊谷徹)


001.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「病無く身強き人」 [寛容な社会]

 



 



「友とするに悪(わろ)き者、七つ、あり」とあり、早速該当しているかチェックしてみました。



 



「コラム   筆洗   2020104日 東京新聞



 「友とするに悪(わろ)き者、七つ、あり」。吉田兼好の『徒然草』第百十七段。友にすべきではない七種類の人間を挙げている。いわく、高貴な人、若い人、酒飲み、勇ましい人、うそつき、欲深い人▼不思議なのは「病無く身強き人」つまり健康な人もリストに入っていること。想像はできる。元気な方というのは病や不調を抱える人の気持ちが分かりにくい。痛みを愚痴りたいのに不摂生を非難し、自分の健康を自慢するような友人ではかなわない



(以下略)」



 



 困るのは何事にも楽観的なことです。自分の思いが正義だと押しつけられたように見えることです。また、「病無く身強き人」の場合、やがてくる不幸にも気づかないふりができることです。だが「病有り身弱き人」はどうだろうか。ここで、周辺に気づかいをさせてしまうことに身をよじりたくなるのではないか。友が多いのがいいことなのかとも思う。「病有り身弱き人」である私なども病を盾にしていることが多い。病の有無だけじゃないのかもしれません。



 友といっても、自分のことを受け入れてくれてばかりじゃないということか。「暗い」とか「重たい」などと別の友だちと話しているのかもしれません。



 病あるのですが、友だちの少ない男の話でもあります。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「個性」を認めて [寛容な社会]

 


 


新聞の投稿欄に18歳の高校生が「個性を認めて尊重する世に」と題して次のように述べています。アメリカでの黒人のフロイドさんが死亡した事件から人種差別について深く考えるようになったという。投稿者は父が日本人で、母が韓国人の「日韓ハーフ」だそうです。人種差別を受けたことはないが、日韓ハーフの友人は学校の先生に日韓ハーフだとクラスの皆がいる前で言われて嫌な思いをしたという。なんということでしょうか。子どもたちの人権を守るべき教師がこんな態度では。テニスの大坂なおみ選手が黒人差別に抗議したマスクをつけていて話題になりました。若い人たちの声が世界に届けばいいと思います。


 


日曜日の朝、「中国残留孤児」の日本に戻ってからの苦悩について取り上げていました。忘れてはならない日本国民として記憶したい。


 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ソロたちが表舞台に [寛容な社会]

 


 


NHKで「金曜日のソロたちへ ひとり暮らし拝見バラエティ総合 102日(金) 午後11:45 」が始まったという。ソロとは「一人暮らし」の人たちのこと。それを知ったのは


西日本新聞「コラム 時代ななめ読み ついに来た「ぼっち」の時代2020/8/30 」でした。


それによると、「『ぼっち』には「友達がいない寂しい人」のイメージがあるので「ソロ活動」と呼ぶこともある」という。例えば、「ソロキャンプ」がブームだという。「一人でするキャンプのことだ。お笑い芸人のヒロシさんがユーチューブで実践動画を披露したことで『『こんなキャンプもあったのか』と話題になり、愛好者が広がった」という。ヒロシさんは「徹子の部屋」に出演して一人キャンプの話をしていました。


コラムでとりあげられていた「超ソロ社会 『独身大国・日本』の衝撃」(PHP新書)も取り寄せた。帯には「2035年、日本の人口の半分は独身者」だという。読んだら感想を載せたい。


そういえば、私の住む近所も独り暮らしが増えています。未亡人、障害のある人などです。


一人住まいには、高齢者としての抱える問題などがありますので、そこの視点からどうしていくかという考えることも必要でしょう。「独身大国」はどこに向かうのでしょうか。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

同調圧力 [寛容な社会]

 



 



「長期政権考 どんどん強まった同調圧力 政治への諦め、社会にまん延「日本世間学会」幹事 佐藤直樹202099日西日本新聞」では考えさせられました。



 



「財務省の公文書改ざんに関わった職員を自殺にまで追い込んだ『森友学園事件』」など



考えてみればかつてならば辞任に追い込まれても不思議でないものが、世論さえあまり反発せず問題は収束していきました。そして、1強の後継内閣も50%を超す支持を得ているという。



 



「この異様さにもかかわらず、なぜ長期にわたり政権が支持されたのか?私の考えでは、ここ20年ぐらいの間に日本の社会では、『世間』が暴走して「保守化」が進み、『忖度しろ』とか『空気読め』といった同調圧力が、どんどん強まっているからである。とくに昨今の新型コロナ禍という『非常時』にあって、海外では『命令』と『罰則』による 強制的な『法のルール』で対処した。だが日本では、強制的な『法のルール』によらず『自粛』と「要請」というゆるい手段で、それなりに効果を発揮した。これで必要十分だったのは、『自粛警察』の登場に象徴されるように、自粛や要請に応じない者に対して「空気読め」とう、他国にはない強い同調圧力がかけられたからである」



 



 1強の総裁候補がどういう政策をとろうとも、この非常時には無難な安倍後継内閣を支持するしかないのだということでしょうか。最近、貧困格差を取り上げている学者さんが「日本はどうかしている」というTwitterの書き込みをみました。従来から継続されてきた「悪事をばらす」という手法では国民のハートには届かないのではないか。そのことに気づいたとまどいのようにも見えます。こんな悪事を見逃していていいのかという問いかけは、今の同調圧力にはかなわないのではないか。 



「自粛」と「要請」で対応した日本は、財政的にダメージを与えないだけでなく、国民同士の監視によって実施していくことになった。ここで思い出すのは2011311日に発生した震災で、原発の爆発にもあいながらも、整然と避難したと海外から驚きをもって受け止められた。当時の政権は民主党だった。事業仕分けなど政治の変革に期待がありましたが、それも消え去りました。やがて2012に安倍政権となりました。


004.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

障害のある子どもの親になってとしても [寛容な社会]

 


 


い障害のある子どもの親になった途端、周囲からの扱いが変わったという。今コロナ禍で話題になっている世間様です。


 


「出産直後には『あなたがタバコを吸ったからだね』『私なら、仮にあんなヤブの産院前で産気づいた、あんなところではゼッタイに産まないわ』()施設に入れた時には『自分が好きなように働きたいから子どもを施設に入れたのね』()


他人のプライバシーに無遠慮に踏み込んでくる世間サマは、私たち障害のある子どもの親にとって厄介な存在だった」(『私たちはふつうに老いることができない』)


 


自民党総裁にもっとも近い人が記者会見で「国の基本は、『自助、共助、公助』だ。自分でできることは自分でやり、地域や自治体が助け合い、政府が責任を持って対応するという国の在り方を目指すには、国民から信頼され続ける政府でなければならない」(NHKホームページ)と述べています。これが論議中の「全世代型社会保障」の真髄だと思われます。公助を増やすというのであれば異論はないと思いますが、自助・共助でやってくださいというものです。共助とは地域の公益団体と住民とが連携してやりなさいということです。プライバシーはありえません。お金の問題もありますが、世間サマの高い壁があます。すると「福祉」に頼らなくなります。共助で国の負担が減り、利用控えでさらに安上がりにならないでしょうか。世間様は修羅場になるのではないか。


019.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | - 寛容な社会 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。