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「心の被爆者」 [平和]

 



 



 大相撲九州場所も終盤。気になるのはけが人の多さです。土俵を高くしているのもひとつの原因ではないかと素人的には思うのですが。せっかく楽しみにしていた力士がケガで休むとがっかりします。今、取り組みをネットでも配信されていますが、よく見られるのは炎鵬が断トツです。小兵が立ち向かっていく姿に共感する人も多いでしょうが、ケガでもしたら看板力士を失います。スポーツの世界は厳しい。休みが続けばたちまち十両以下になっています。プロ野球はトライアウトという再雇用制度がありますがこれも狭き門です。ホークスからジャイアンツにFAで移籍した森福投手も戦力外通告を受けたという。まだ、やれそうにも思うのですが。



 「心の被爆者」という話に変わります。井上ひさしさんの命名だそうです。戦争が終わって74年です。実体験者は少なくなっていくのは当然のことです。「心の被爆者」を広げていくしかないのだと思われますが・・・。



 



「コラム 花時計



奥深い言葉に出合った。「心の被爆者」。被爆経験がなくてもその苦悶に寄り添い体験を共有 できる|。作家の故井上ひさしさんが唱えたそうだ。教えてくれたのは県原爆被害者団体協議会の南嘉久さん(72)。ある被爆証言集の発刊記念会で「人間的な想像力と共感力で傾聴し、伝承することが大切」と訴えたその言葉に1人の女性が浮かんだ。3年前に62歳で 亡くなった鹿児島市の女優田上美佐子さん。がんで余命宣告を受けながら、終戦の日の平和公演 を欠かさなかった。「役者として伝えたいことの1割も伝えていない。私は生きる」。人間愛に満ちた真の伝承者だった(以下略)(横田理美)」(20191112日西日本新聞)


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