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自分の国だけでは [平和]

 



 



日頃は読まないこども欄に眼がとまりました。「こどもタイムズ福岡 「戦争なんかするものではない」94歳の料理家・タミ先生が伝えたいこと2020/3/4 西日本新聞 こども面」とあります。75歳の私は1944年生まれです。敗戦時には1歳近いので戦争の記憶がありません。戦争で負傷した傷痍軍人の姿や配給などの記憶が断片的に残っています。桧山タミさんは94歳なので戦争の記憶がはっきりとあります。しかし、戦後74年。記憶が途絶えようとしています。



 



「工場があった近くの駅では米軍の戦闘機に電車が銃撃され、子どもを含む大勢の人が亡くなった。福岡大空襲では、私は別の場所にいて難を逃れましたが、家に帰って、残っていたわずかな米を炊いておにぎりを握り、焼け出された人に配ったことを覚えています。



 この空襲では家の近くにあった銀行の地下室に逃げ込んだ人がたくさん亡くなった。今でもそのあたりを歩くと思い出して、つらい。



 当時はね、本当に食べるものがなかったの。道ばたの草でも味付けを工夫すればおいしく食べてもらえるのではと思い、料理を学ぼうと決意したんです。



 今、日本中で戦争の記憶がだんだん薄まっているようで心配しています。「自分の国だけがよければそれでいい」ではいけない。ゆずりあったり、思いあったり。これからのみなさんは隣の国の言葉くらいは学んでおいたほうがいいね(一部引用)



 



 今、自衛隊は「調査・研究」の名目にしてイラク沖で活動しています。集団的自衛権を可能にした安保法制との関連ではどのような事態になるか分かりません。今、急速に日米軍事同盟の枠組みが強化されているのだという。ウィルスでも分かったのは簡単に国境など越えてしまうということでした。隣国との協調が求められるし、隣国の言葉を今からの人は学んでほしいと私も願う。


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