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目に見えない相手 [高齢者]

 


 


「すべての人の社会」(2020年4月号)は日本障害者協議会発行の情報誌です。その「巻頭言 「安心」は分かち合える NPO法人日本障害者協議会理事 赤平 守」では、次のようなエピソードが紹介されています。


 


 「話は変わるが、プロ野球ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木朗希投手は震災当日、陸前高田市で被災し、父と祖父、母を失った。そして当時9歳だった少年は9年後、プロ野球選手となり子どもたちの希望の存在となった。『今あることが当たり前じゃないと思ったので今という時間を昔よりも大切にするようになった』。18歳の少年に教わった気がした」


 


3.11から9年の歳月はひとりの剛速球投手を産み出しました。そして、教えられました。今という時間を大切にしているという若者は、デビュー前に新型コロナウイルスと遭遇した。  


私は9年間、なにほどか産み出したものがあるのだろうか。熊本地震や豪雨災害ということに遭遇しましたが、具体的になにひとつなしえませんでした。3.11の上に新型コロナウイルスが降り積もり、時が過ぎていくようです。


 


9年の間で私に分かったこと。お年寄りの病院として「老人科」を設ける必要性です。ただ、歳を重ねただけかもしれませんが。


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