「最後の講義完全版 どうして生命にそんなに価値があるのか」を読む [読書]
私は暖かくなりましたので少し散歩を始めました。ところが散歩している人が少ないですし、すれ違う時の距離に気を使います。公園には子どもたちが自転車で集まっています。たむろしているので密集しているといえばいえるけど・・・。子どもたちも時間を使いかねているようです。いい時間の過ごし方がないのでしようか。小学校のグランドでは野球の練習みたいなことがあっていましたが。
読書の案内です。福岡伸一氏の本のタイトルは「どうして生命にそんなに価値があるのか」とあります。「動的平衡」のことが分かりやすく書かれていますが、他者に説明せろと言われても難しいのですが。
読みどころはいろいろとありましたが、そのなかのひとつを紹介します。最後のほうに「質疑応答」があります。ゴキブリの話がありました。
「もし、ゴキブリが世界から消えてしまったら、地球は滅亡してしまうでしょう。(略)
大半のゴキブリは熱帯雨林にいます。アマゾンの森の下草あたりに生息しています。枯れ草や昆虫、動物の死骸を食べ、分解して土に戻しています」
地球の掃除屋さんとしてのゴキブリがいなくなったら、地球上にゴミがたまってしまって困ったことになるというのです。
それにしてもゴキブリを退治することはやめないと思いました。