白髪
4月から変わったものとしてはレジ袋の有料化、屋内での原則禁煙などがあります。たばこは脳梗塞時から喫いたくなりました。それまで二箱は喫っていましたので不思議です。それまで何度か禁煙を試みたのですが、無駄な闘いでした。それがひと晩にして成し遂げられたのです。
白髪と老化のことです。
村田喜代子氏の「この世ランドの眺め」(2020年4月3日西日本新聞)では、頭の毛が白くなり、鏡を見ると「白髪の老女」であるとし、白髪を伸ばすことにしたという。同じ随筆の以前に紹介された「精神科医がみた老いの不安・抑うつと成熟」という本では「鏡に映る自分に愕然とする――老性自覚と老いの否認と」では老いの自覚のきっかけにすぎないという。男の私にはハゲが気づかせてくれましたし、白髪は、あごひげなどから体全体に広がっていきます。老いの自覚と否認との葛藤があります。私は老いるがままにしてますが、耳が遠くなったのには難儀しています。