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逆上がり・跳び箱ができない障害 [寛容な社会]

 



 



 精神科医で、てんかん治療でも著名な兼本浩祐氏の『発達障害の内側から見た世界』を読み始めました。冒頭部分しか読んでいないのですが、逆上がり・跳び箱ができなかったことと、発達障害の発達性強調運動障害のひとつの影響でもあったことに気付いたというのです。私も逆上がり・跳び箱ができなかったので、それだけでも共感でき、そのことが障害と関係している可能性があることを知り、幼少期を振り返りました。逆上がりは多くのクラスメイトができるようになり、放課後の鉄棒でひとり練習した光景が浮かんできます。跳び箱はなぜか忘れましたが、運動会では跳べたけど、それ以外ではほとんど跳べませんでした。日頃はどうせ跳べないとあきらめていました。運動会の時には何にも考えずに思いっきりやりました。跳べた時の感触を今でも覚えています。



本を読み始めた日に緊急事態宣言が全国対象になり、1人10万円の支給が具体化されつつあります。自治体からは歓迎の言葉もありますが、「朝礼暮改」だという声に真実味を感じました。西日本新聞の4月17日版は「コロナ対策政権迷走」とあり、その横に識者の談話の見出しが「国を頼らず長期戦覚悟を」とあり、仰天しました。識者に見出しの責任はないでしょう。発言の趣旨は、自治体は国の対策を待っているのかもしれないが、非常時であり、国は当てにならないという。こんな時に頼れない国とは存在価値があるだろうか。ドイツのメルケル首相は「困ったことがあれば連邦政府に連絡を」という意味の演説をしています。わが国には魂がないのでしょうか。


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