「紅皿」から学ぶ [平和]
「コラム 風向計 『紅皿』から教わること 酒匂純子2020/3/24西日本新聞 」では、女性のみの投稿欄の歴史的な意味合いなど考えさせられました。1954年スタートだからはや66年。当初10年分から選んだ42本が単行本「戦争とおはぎとグリンピース」が2016年に刊行された。
本の帯の冒頭から引用します。
「どんなときも
絶望しない。
ご飯をつくる時、買い物をする時、
おしゃべりする時・・・。
60年前、日本の家庭には、
常に『戦争』があった。
それが普通という異常。 (以下略)」
1954年(昭和29年)12月が高度成長期の始まりだというから、敗戦から立ち直りつつある時代と重なります。朝ドラ「ひよっこ」の再放送があっていますが、時代が重なります。中学を卒業すると多くの人たちが「集団就職」したのです。
「戦争とおはぎとグリンピース」を緊急事態宣言の間に再度読んでみようと思う。移動図書館も休みになりましたので。