フレイル再び [リハビリ]
多分、ひと月前ぐらいにフレイルについて触れたと思う。私の運動機能の低下についての説明を探していた時に、放送大学のテキストで見つけました。私の場合ですが、例えば、昨年の秋ごろまでは8000歩ぐらい歩けていました。ところが、1年前くらいから徐々に低下し、今は1日かけて3000歩が標準であり、良くて4000歩という状態です。教科書的に言うと下記のようになります。
「加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態」だという。慢性疾患(高血圧、糖尿病等々)を持っている上に老年症候群(認知機能障害、難聴等々)が相互に影響し合う関係だと説明されています。(『高齢期の生活変動と社会的方策』参考にして)
今から頻繁にフレイルは出てきそうです。もちろん、介護必要になる可能性が高まるということで必ずなるものではないと思われます。
「健康から要介護への心身機能低下期
「フレイル」なら要介護リスク2倍
九州大、福工大、篠栗町6年の住民調査で判明
心身の機能が低下した 「フレイル」と呼ばれる状態の高齢者は、健康な高齢者に比べて、要支援・要介護認定されるリスクが約2倍になることが分かった。
共同研究する篠栗町と九州大、福岡工業大が11日、明らかにした。両大は結果をまとめた論文をアメリカの医学雑誌に発表。町は「町民の健康寿命を延ばす施策に役立てたい」としている。フレイルは健康から要介護に移る中間の状態とされ、①体重減少②活力減少 ③活動量減少④歩行速度低下⑤筋力低下のうち3項目以上に該当した場合に判定される。1~2項目の場合はプレフレイル(フレイルの前段階)と見なされる。(以下略)」(2019年9月12日西日本新聞)
自分の場合、歩行速度低下は確認していません。調べてみたいと思います。