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頼り過ぎた時 [支え合う社会]

 

 

 テレビの「サワコの朝」に出ていた女優の南果歩さんが「キャンサーギフト(がんからの贈り物)」というのを紹介されていました。ネットで「がん患者が幸せを感じられるきっかけとは 福原麻希=医療ジャーナリスト」というのでは次のように紹介されています。

 

「『キャンサーギフト(がんからの贈り物)』という言葉がある。がんと診断され、治療を受けているとき、患者は病気や副作用の症状だけでなく、先が見えない不安から身体も心もつらかったり苦しかったりする。だが、自分の人生や病気の経験、周囲の人々の存在や言葉を意識することで、これまで見えなかった何かに気付いたり、感謝するようなできごとが起きたりすることがある。」

病気をどう受け容れて生きるかということなのでしょうか。乗り切った南さんの活躍を祈りました。予測できない病気や障害を宣告されたときに、人は混乱します。その後、時間をかけて受け入れることで新たな闘いのステージに生きることができるようになります。それは一直線に進むのでなく右往左往することが多いと思われます。受け入れた段階で新しい生き方が見えてくるのではないでしょうか。

 

 がんの宣告とは異質なのかもしれませんが、不必要に怒って、あとでみじめな気持ちになったことがあります。一度だけではありません。

 

「ふだん不必要に怒らないようにするには、他人に期待したり頼りすぎたりしないようにすることが一番です。自分がこの世に命を授かったこと、直接、間接に自分を支えてくれてきた無数の人たち、自然・・・そうしたものへの感謝の気持ちをいつも持っていれば、他人のせいにしたりせず、心が穏やかになってイライラした気持ちは減るはずです」(『人間の本性』丹羽宇一郎著)

 

 私の反省としては感謝の気持ちが少ないからではないかと思っています。すでに時すでに遅しという感もありますが、改めて確認しておきたいと思います。何に感謝しないといけないのかがよく分かっていないのでしょう。

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