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「心のトゲ」 [平和]

 

 

 新聞に小説『ラッコの家』を刊行した古川真人さんの作品紹介があり、見出しには「優生思想への嫌悪感 心のトゲと向き合う」とあり、実生活でも目の見えない兄と2人で暮らしているという。読んでみたくなり注文した。時代の流れが障害者などいわゆる社会的弱者を優生思想に侵食されているような気がします。

 

 そんな折にあった出来事に不穏な空気を感じた出来事がとりあげられていました。

 

「コラム 風車 新聞社の軍歌

先の参院選中、安倍総理の演説にヤジを飛ばした連中が警察官から注意を受け、その場を排斥された。小さなことかもしれないが、この空気が昭和初期の治安維持法時代を彷彿させる。 マスコミとくに新聞社はこの空気を危険と考え、木鐸を強く叩かなくてはならない。新聞社が政権や内閣に迎合し始めると、時代は一気に全体主義に移行し始める。先の大戦も新聞社が国民を煽ったことは否めない。その証しが新聞社制作軍歌である(以下略)(中洲次郎)」(201996日西日本新聞)

 

このコラムでは、軍歌をつくったりして戦争を煽った過去が新聞社にはあるということにつながっているのですが・・・。その頃、戦争が始まれば情報を求めて販売部数が増えていったという。今や、インターネット社会で情報の迅速性からしても新聞に利点があるとは思えないが、構造的な問題だと指摘されています。経営的に苦しくなればという不安はありますが・・・。

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