B29はどんな鉛筆 [平和]
6月2日の西日本新聞「電話投稿欄」は3つともスーパーのレジでのトラブルでした。多くの人が不安を抱えて疲れているのか、いつもの延長なのかは分かりませんが。
同じ新聞に「戦後75年 言葉を刻む」という連載が始まっています。戦争体験などの過去の記録から選んだ囲み記事です。2日の記事は「B29は、どんな鉛筆かと問われました。私は驚きました」と幼稚園が質問してきたという。その頃から戦争体験を語り継ぐ必要を感じたそうです。
1944年生まれの私には戦争体験は記憶にありません。米穀通帳というのがありました。通帳そのものが身分証明みたいなものがあり1965年の就職時に親から持っていきなさいと言われたことが記憶にあります。実際使う必要がないほどに配給制度が形骸化していましたので役に立たなくなっていたと思います。
ウィキペディアには「米穀配給通帳(べいこくはいきゅうつうちょう)とは、1942年(昭和17年)4月1日から、日本において食糧管理制度の下で米の配給を受けるために発行されていた通帳であった。1981年(昭和56年)6月11日の食糧管理法の改正により廃止された」とあります。配給についても説明しないといけませんね。これは厄介なことです。戦争が終わっても配給制度が続いたものとしてタバコ・酒などがあったという。
小さな囲み記事ですが、体験を伝える方法として期待したいと思います。