夕暮れ [高齢者]
「人生の夕暮れが
その日の夕暮れと
かさなる
ほんのひととき (一部引用)」「定本 黒田三郎詩集」「夕暮れ」より」
知り合いが骨の具合が悪くなり、歩けなくなったという。歳は2つか。3つしか違わない。
足をひきずるのは日増しにつよくなっていきます。夕暮れと比較する気分にもなれませんが・・。
傘をささない [高齢者]
イギリスの話です。
「父ちゃんが送るったって、夜勤明けで朝早く帰ってきて寝たばっかりだよ」と言うと、息 子は「いいよ、歩いていく」と言って玄関のドアを開けた。 英国人は傘をささない、という説は男子に関しては本当である。というか、小学生ぐらい までは傘を持たせれば黙ってさして歩くのだが、中学生になると急に『男が傘なんてさして歩くのはかっこわるい』と言うようになる。」(『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレディみかこ)
男が傘をさして歩くのはカッコ悪いという。霧雨が多いからという説もありますが、どうでしょうか。
80歳を迎えた姉夫婦が訪ねてきました。久しぶりです。歩いて15分ほどしかかからないのですが、子どもが中年になる年代ですから交流も密とは言えません。帰りは車で送っていきたいけどあいにく妻がいませんでした。引きずるような歩みで帰りかけたのですが、途中で引き返してきます。夫婦とも帽子を忘れていました。歳月を感じたものです。