「くまモン」 [街で]
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、1月、初めて人間ではない?とされるものが登場したという。
「コラム 春秋 2019/11/21 西日本新聞」
「▼仕事は地方公務員。熊本県営業部長兼しあわせ部長と言えば、お分かりだろう。同県PRキャラクター「くまモン」である。(略)
▼県職員時代、誕生に関わった宮尾千加子同県立美術館長によると、くまモンが生まれた背景には、地元の強い危機感があったという
▼九州新幹線鹿児島ルートが全線開業した2011年。鹿児島から福岡、関西まで直通新幹線で結ばれ、熊本は通過点になるとの懸念が募った。そこで、関西での熊本PR戦略の一部として企画されたのがくまモンだった」
くまモンの成功は私たちに何かを問うているように思います。
佐賀県と長崎県では諫早の干拓事業と新幹線問題は似ているように思う。地方が決めたのか、国会議員が決めたのか、自治体の意向はどれだけ聞き入れられたのか、国民の声は聴いたのか、佐賀空港のオスプレイ配置もまた似たような構造のように見えます。
熊本では新幹線で熊本が通過駅になるという危機感があったという。佐賀県と長崎県の危機感とはなんだったのでしょうか。諫早干拓に危機感はあったのかどうか。