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長生きもお金がかかるのだという

 



 



「全世代型社会保障改革」の検討会議が設けられました。増田氏も指摘されていますが、社会保障は生まれてから死ぬまでの間に必要ですから、もともと「全世代型」のはずなのに、



あえていうということは国の都合でいう全世代への要請だということではないか。



 



「全世代型社会保障改革に違和感」で増田一世日本障害者協議会常務理事は次のように述べています。



 



「健康寿命の延伸



. 誰もが活躍できる、健康寿命延伸、疾病予防、重症化予防、生産性向上に向けた医療・福祉サービス改革、地域共生社会づくりなどの言葉が随所に登場する。健康で長生きすることを否定するものではないが、これらの政策文書をみていくと、人は努力すれば健康を維持でき、やる気があれば 働き続けられる、その努力をしないのは個人の責任と言われているように思えてくるのだ。健康を損ねたら、介護が必要な状況になったら申し訳ない、と思わせるそんな空気に覆われる社会は、多くの人にとって生きづらいはずだ。(一部引用)「「すべての人の社会」2019.10月号日本障害者協議会」



 



 これだけお金がかかるので負担を覚悟してくださいと言っているようです。私は60歳で脳梗塞を発症し、右手足が少し不自由で、老齢化しての衰えも加わっています。高血圧やリハビリのために通院しました。今も高血圧の薬を服用しています。10年以上のことでしたが、それまで制限がなかったリハビリ期間が原則180日間に削られました。180日間という根拠はあるということでしたが、明確には分かりませんでした。それは、増田氏が指摘するように「病苦になったから申し訳ない」と思いなさいということのように。


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