「退職代行サービス」のこと [寛容な社会]
知らなかったことですが・・・。
「アンちゃんの日本GO アン・クレシーニ北九州市立大 准教授
先日、最近はやっているという「退職代行サービス」のことをテレビ番組で知った。聞いたことがない人が いるかもしれんけん、説明するね! 簡単にいうと、仕事をやめたいけど、いろんな理由でなかなかやめられないとき、このサービス業者に連絡する。そして、会社に退職したいことを代わりに電話してもらう。名前の通り、退職を代行する。(略)こういう制度は日本の文化から 生まれたということに気付いた。日本は元々終身雇用の文化があるけん、会社をやめることに罪悪感を持つ人がいる。そして我慢は美徳だと 思っている人が多い国やけん、すぐやめたり諦めたりすると、悪く思われる心配もある。 けど、おそらく一番の理由は、日本はぶつかり合いを避ける文化があるということじゃないかな。(以下略)」
書かれていることが実際になされていることにまずは驚きました。瑣末なことですが、本人の意思かどうかはどのように確認するのでしょうか。もちろん、退職の自由が民法上保障されているという。退職を申し出て2週間で法的には自由らしい。詳しくは相談機関などに確認ください。それでも、退職届けはしにくいもののようです。文化の問題もあるのでしょうが、終身雇用が崩れつつある中ではどんな変化があるのでしょうか。私は55歳で早期退職をしましたので退職届を出しました。不満はなかったのですが、障害当事者と働く道を選びました。多くの方に迷惑と心配をおかけしたと思いますが、自分としてはみなさんに感謝しかありません。退職届けはこの1回のみです。退職して良かったとは言いませんが、後悔はありません。