新聞は消えない? [生活]
最近、地方紙が夕刊の廃止を決めたという新聞社があったから新聞業界の環境は厳しいのだろう。全国紙の営業担当が続けて購読の依頼に来られた。全国紙を読んでみたい気もしますが、地域情報の多寡が決め手になります。
電子版も見られるのですが、紙の新聞が読みやすい。断捨離の必要な年頃ですから、紙の新聞にこだわることもないのですが、少年野球の廃品回収があるから処分に困ることはありません。新聞社の回収もあります。配達員、集金の方はご苦労だと思いますが、紙の新聞はその届くまでの人の苦労が想像できます。
「デスク日記 2020/7/12西日本新聞 社会面 丸野 崇興
『私、紙の新聞ってなくならないと思うのよね』
大学4年のとき、就職活動中に知り合った年配の女性から、そう言われたことがある。「文字を読む時、パソコンより目が疲れにくい」という理由だったと思う。(略)
最近は数メートル先の時計の文字盤もにじんで見える。パソコンのモニター画面を見つめて原稿をチェックし、スマートフォンのメールで記者たちと連絡を取り合う日々で、目を酷使しているのだろう。(以下略)」
経営的にやっていけるどうかで新聞の未来は決まるのでしょうが、新聞のある社会であって欲しいと願う。読者の投稿欄が読めないのは人生の何かが削り落とされたような気分になるように思えます。