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悩みのるつぼの悩み [ジャーナリズム]

会議ででかけました。ところが、財布を忘れて妻に借りました。駅について乗車のプリペイドカードを買おうとしたらカバンに入れたはずの5千円札が出てきません。会議には間に合わないかもしれないと覚悟したのですが、またいくつかのファスナーをあけるとありました。会場に着いたら誰もいません。10時と思い込んでいたのですが10時30分でした。お金は今日から新しいカバンを使ったために、どれだけ収納場所があるのか よく分かっていません。会議時間はパソコンのスケジュール表にしか入れていないので途中で確認できません。思い込みと忘れ物 老化に伴う対応が必要なようです。

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最近、楽しく読んでいるのが朝日新聞土曜日のbe版の「悩みのるつぼ」です。今日のテーマは「すぐイライラして早死にしそう」というのに対して金子勝氏が「今の日本に必要なせっかち」だと答えています。先週だったか、心配性でおかしくなりそうというものもありました。いずれも、似たような気持ちが私にもあります。それに対して、そのことの良い面や違う視点で回答者が切って見せます。暑いときにどうしたらしのぎやすいですか という相談が出てきたら・・・。冷房なしで暮らすのはタイヘン

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投稿に教えられて [ジャーナリズム]

 

新聞の楽しみは投稿です。いろんな見方があって教えられます。今日はいくつもありました。西日本新聞より一部のみ引用。全文は新聞で確認を。黒字太字が投稿。青字が私のコメントです。

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 高校義務教育導入考えよう 

先日、テレビに力なげに歩く若者の後ろ姿が映った。彼は高校3年生。不況で家業が倒産し授業料が払えそうにない。授業料未納では卒業証書がもらえない。3年間バスにも乗らず、1里の道を歩いた苦労も水の泡。少年の悩みに心が痛んだ。翌日、福岡市教委が未納を理由に卒業証書を授与しなかった市立高校に証書授与を指示したとの記事を見た。


高校生の気持ちを感じ取り義務制を提言しています。1里=4キロを歩くのは大変です。私は45年ほど前ですが1里を自転車通学し、たまにはバスを利用したこともあります。 
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桜咲く季節に亡き母しのぶ 

三年前の今ごろ、施設に入所している母は体調を崩し、点滴投与が数日間続いていた。早く治るためにも楽しみを持たせてやりたくて「母ちゃん、もうすぐ桜が咲くよ。花見に行かやんね」と話すと「うん、花見に行かやん]と楽しみにしていた。+数日で、どうにか快方に向かい船小屋へ約束の花見に行く日が来た。四月初旬、介護タクシーに車いすごと乗った母と付き添う私。運転手さんは安全運転で、優しく案内してくださった。「わあっ!母ちゃん桜が満開よ、きれいかね」と興奮気味に叫んだものの、悪いとは思いながら弱視の母に小枝を一本失敬し、母の目元に近づけると「きれいかあ」と喜んでくれた。

 これは、私の田舎の近くです。船小屋には学校の遠足で行きました。鉱泉がおいしかったし、ガタガタ橋はこわれていると報道されていましたが。桜もきれいでした。 
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老人施設増加行政に求める

われわれ夫婦も元気なうちは今のままでいいが、体が動かなくなれば将来は老人施設に入所する予定である。今回の群馬県渋川市の老人施設「たまゆら」の火災で入所者のうち10人がなくなるという大惨事に言葉をなくした。五十代から80代、体が不自由な人が多かったようだ。それなのに30人の入所者に対し出火当時に宿直していたのは女性職員一人だけだったという。なんとお寒い体制かと驚いている。

今、特別養護老人ホームの入居待機者は全国で約38万人にも上るという。老人向け施設の不足の実態は本当に深刻。私の元同僚も八十代の母の入所待ちだが、百人ぐらいが待っているという。亡くなる人を待つのも寂しく、待つうちに老人の寿命も尽きよう。

 これは最近最も強く感じた問題です。安全管理の問題にすりかえられました。職員配置の少なさ、施設の少なさという本質的な問題は論議されずに、マスコミの関心は消えたようです。施設の少なさは政府・与党が定めた「総量規制」というもので自治体が介護費用の増大を防ぐために施設開設を制限できるのです。これが小泉改革の本質なのにとため息がでます。 
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喜寿に問う老後の生き方

喜寿となり老後の生き方を自問自答している。高齢者の生活に関する意識調査で、六十歳以上の半数以上は老後の生活を年金で賄えないと答えていたのが頭をよぎる。介護が必要になったとき、子どもの世話を受けるという思惑は世相から見て少々甘いのではなかろうかと思う。少しでも認知症の症状が出たら直ちに老人ホームに入所させる子どもが多いとのことだ。

 先の高齢者施設不足とつながります。子どもに世話になるという思惑や自分は介護される身にはならないという勝手な思い込みが関心を低いままにしているのかもしれません。 
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厚生労働省調査

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自分のできる範囲で介護を 

老いた夫の母と同居していると、介護の問題が次々と出てきてストレスがたまるときもあります。夫にそれをぶつたけとき、受けとめて協力してくれたときは感謝でいっぱいです。が、反対されたり無視されたときは、気持ちの持って行き場がありません。そんなときは友人や姉や、ときには通院先の先生にまで愚痴を言います。

 自らの病がありながら介護している人、最近、認知症になった配偶者を抱える人などの顔が浮かんできます。大変だと思いますが、「惚けてもいいよ」と言える社会づくりが必要だと思います。 
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続・政治記者が汚されている [ジャーナリズム]

昨日は一日施設での会議に参加しました。血圧が高くなりましたので疲れいるというか少し無理しているのかもしれませんが、なんとか参加できました。
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酔っ払い大臣の辞任劇も迷走したが、国民生活の諸悪の根源を見ているようで、この雰囲気から国会議員不要論となって、与党の延命策になるかもしれないという疑念もわいてきました。それ同時に先に指摘しました政治部記者が堕落していないか、それに気づいていないのかという危惧を指摘しておきました。ところが、その不安は的中したようです。

 中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン2009218日毎日新聞 G7後の記者会見に臨む中川財務・金融担当相。右は白川日銀総裁=2009年2月14日、藤原章生撮影 「薬の飲み過ぎ。酒の影響ではない」--。ローマG7での「もうろう会見」で17日引責辞任した中川昭一財務・金融担当相は、最後まで原因はカゼや腰痛など薬の併用だったと強調した。しかし、G7閉幕後の内外記者会見の直前、同行の記者らと会食してワインを口にしていた事実も判明するなど、疑惑は深まるばかりだ。(略) G7昼食会でもワインが出たが、中川氏は「口はつけたが、ゴックンはしていない」と説明している。 ただ、中川氏は午後1時50分まで予定されていた昼食会を1時ごろに途中退席し、宿泊先の高級ホテル「ウェスティン・エクチェルシオール」に戻った。 予想外の行動に財務省同行筋は対応に追われたが、中川氏はホテルの1階のイタリアレストラン「ドニー」に移動、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女性記者、イタリア人通訳など数人で会食した。 レストランの支配人によると、中川氏らは午後2時ごろから、ビッフェ形式のサラダとパスタとともに赤のグラスワインを注文。中川氏はここでの飲酒について「本当に口をつけた程度」と話す。 中川氏は、女性記者らとの会食について「たまたまそこにいて、話を聞かれたから」と説明したが、中川氏は昨年9月の財務相就任以降、G7などの海外出張では同行の女性記者を集めて飲食を行うことが恒例化していた。今回のG7でも、中川氏と麻布高校の同期で、東大法学部の同窓でもある玉木局長が一部の女性記者を招いたという。 「約30分ほど」(レストランの支配人)だった飲食後に中川氏は午後2時50分から約15分、同ホテル内でロシアのクドリン財務相と日露財務相会談に臨んだ。この際、麻生太郎首相を「麻生大臣」と言い間違えるなど、言動に不安定さもみられた。 その後、部屋に戻り30分ほど財務省幹部らと打ち合わせをした。中川氏は「打ち合わせは仕事であり、酒を飲むことはない」としている。だが、午後3時45分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回らない状態だった。政府・与党からも「あんな状態の中川氏になぜ会見させたのか」と財務省の対応を疑問視する声も出ているが、「G7という世界が注目する会合であり、すでに会見の時間も設定されていた。欠席させればよかったというのは後知恵で、とうていできる状態ではなかった」(幹部)と財務省は説明している。毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席しなかった。 
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同行した記者たちは間近で見ていたのであり実態を明らかにすべきだ。情報収集のために懇談することはあるだろう。だが、権力者の都合の悪いことは伝えないのであれば、情報収集という名の癒着としか言えない。読売新聞記者は確認できないとしたそうだが、他の記者がどうだったか見えてこない。毎日新聞が参加していないから記事に出来たのであれば参加しないが良い。たいした情報があったとは思えないし、権力者に都合の悪いものは発表できないであろう。テレビでこの件を問われた岸井氏は答えませんでした。日常的すぎるからか

会食費用は誰が払ったのか。もし、財務省であれば税金である

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政治記者が汚されている [ジャーナリズム]

 

中川大臣の泥酔会見と弁明。今朝のTBSでの番組で毎日新聞の与良氏は「政治が融けていってる」というような表現で、責任を取らない政治を糾弾していました。ところが、大臣のアルコール依存的なことは記者の間でもよく知られていたことだし、森元総理も大臣起用はいかがなものかと意見を言ったこともあるという。この大臣もまた世襲であり、予算成立後辞任するが、当面は入院するとも言う。こんな無責任な政治がされているのに、政治部記者は自らの仕事を汚されているのに、なにをしているのだろう。醜態を広く伝えたのも海外のメディアであり、日本の恥だという論調で問題化していった。しかし、日々接している記者はそのようにないがしろにされている自らの職場でもあることに怒りも感じなくなっているのだろうか。そちらがもっと気になった。

昼ごろのニュースで与謝野大臣が「体調管理に失敗したのだろう」とコメントした後、記者に向かって「なに笑っているんだ」と語った。みんな知っているのにという含みだ。そこまでしても、何も語らない記者は仕事をも大事にしていないということだ。与良記者ぐらいのことは述べて欲しい。

先の財政方針演説での読み間違いが26ヵ所もあり、財務省が議事録の訂正を申し出たときにも問題にできなかったメディアの責任は大きい。

  
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朝日新聞の狙いは? [ジャーナリズム]

朝日新聞は障害者割引の郵便を悪用した会社を続けて告発しています。それ自体は必要なことでしょうが、報道の仕方に、これは障害者割引そのものを廃止させたいという意図があるのではないかと感じています。例えば本日のWEB版では「障害者郵便、8割が悪用」という見出しです。そうすると、団体や障がい者施設などが発行しているものも、悪用しているという印象をもたれます。通販会社などが大量に不正をしているわけですから、障がい者関係のものは量的に少なくなりますが、見た人はどこもやっていると思うでしょう。さらに、「 福祉事業のため赤字で、その分は一般の郵便利用者が広く負担する形で存続しているが、04年以降、郵便物の全体数が減るなかで、低料第3種の取扱件数は急増。日本郵便も調査に乗り出していた」と締めくくっています。そうすると、国民と福祉関係の感情的な対立を期待するような文言のようにも見えます。元々、郵政民営化のときに、福祉関係の割引の見直しがされましたが、国の施策として行われてきたものであり、団体側にダメージを与えることが心配されました。視覚障がい者向けの点字郵便物なども割引されていますが、その見直しもされました。
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 今回のやり方をみると、例えば、国鉄の民営化のときに、マスコミがこぞって職員の勤務態度が悪いとキャンペーンをはって民営化を推進したケースのように、そこにリードしようとしています。国鉄では身体障がい者、知的障がい者の運賃割引がありましたし、それは今でも引き継がれています。ところが、民営化後、精神障がい者の割引ついては国はJRに要請するというだけ、JRは国の補助がないと駄目、と逃げの一手です。朝日新聞は郵政民営化推進の立場なのでしょうか。福祉割引などもってのほかという考えなのでしょうか。  
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公務員ボーナス報道をやめたら [ジャーナリズム]

昨日はリハビリに行って、午後、認知症セミナーに参加しました。病院では忘年会だということでした。テレビは公務員にボーナスが出たと金額まで伝えています。伝えているキー局などの大手マスコミは自分のボーナスは伝えません。ボーナスのない非正規労働者、年金生活者にしてみれば公務員に対する羨望しか残りません。社会の不満を公務員攻撃をしてそらしているのではないかと思えます。

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郵政民営化についてあれだけの選挙をして圧勝したのだからとTBS「ズバ」でやっていましたが、郵政選挙に仕向けたのはテレビだったのではないか。他にも課題があるのに、刺客騒動をあおって、自民党の大勝をもたらしました。しかし、今月の共同通信の世論調査では、民営化の見直しが多数意見になっています。実態が見えたのです。選んだ国民の責任を司会者が言いましたが、郵政選挙に限って言えば、マスコミの反省がなければ駄目です。

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公務員批判だけをしておけば良いと言うのも単純化しないでどういう問題があるかを示すべきではないかと思います

 


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知的障がい者の事件報道への疑問 [ジャーナリズム]

  12月9日は障がい者の日です。今年も福岡では理解を広げる啓発活動が官民一体で実施されました。もう、30年近く実施されていますが、理解は広がったようですが、そうでない部分も大きいとこの数日の事件報道で痛感しました。
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 千葉での女児遺体遺棄で逮捕されたのは21歳の知的障がい者の人だった。なんともむなしく、切ない事件であり、弁解の余地はないが、知的障がい者が暮らしている社会との関係で少し考えてみたいと思います。知的障がい者の犯罪なのか。犯人が知的障がい者だったのか。こういう事件がなくならないための方策はないのか。現在、厚生労働省審議会でも、受刑者のなかの障がい者の社会復帰について論議されています。受刑者の中の相当数が知的障がい者であるにもかかわらず、障がい者としての支援を受けずに、再犯を繰り返している人も多いという。障がい者だからといって特別扱いすることなく、どのように対応していけばよいか、議論が広がることが大事なように思います。(厚生労働省審議会まとめ案/刑務所に入所していた者等の支援を必要としている障害者について、退所後、円滑に地域で暮らしていけるようにする等の支援が必要。12月3日)

もちろん、被害者の気持ちがあります。被害者の裁判参加という問題もありますし、遺族にしてみれば「もう、生きて帰ってこない」という思いも強いと思います。容疑者の親の気持ちも救われない感じではないかと推察します。

それでも、社会的な合意形成の努力は必要だと思いながら、いくつか気になる点を挙げてみます。
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 気になっていること。

     昼間の支援はなかったのか?本人は仕事をやめていて、父親は入院しています。母子だけの生活であり、昼間は一人だったようだ。生活を支援する機能がなかったのではないか。軽度の知的障がい者だとはいえ、地域で暮らしていくのは容易なことではない。

     責任能力について 精神障がい者でも問題になるが、当事者からは責任能力はあるものとして裁いて欲しいという意見も多い。そうしたとしても、今回、警察が責任能力を問えるという判断した根拠がどんなものか、情報の開示をしてもらいたい。

     仕事をやめたことと今回の行動に関連があるのか母親が「本人がもう仕事が嫌だと言っている」と申し出て、事件前日の9月20日付で退職したという。辞めるときに「お世話になりました」という挨拶もなかったと会社の人が話していましたが、彼の能力についてどの程度把握されていたのか、という疑問が出ました。

④お母さんに心配かけたくないという気持ちの意味は「遺体を捨てたのは、(同居している)お母さんに心配をかけてはいけないと思ったから」と供述しているという。     女性を追いかけていた事件後、容疑者は女性を尾行していたと伝えられています。私が知る知的障がい者も、お気に入りの女性をつけて、警察のお世話になったことがあります。本人にしてみると「好きだから」「きれだったから」というのですが、知らない人にとっては恐いことには違いはありませんが、すべて事件と通じるような報道はどうかと思います。

     アニメやビデオを好み「2002年5月から4年ほど通ったレンタルビデオ店。多い月は毎週訪れ、CDやビデオを一度に10本近く借りていくこともあったという。この間にアイドルの歌やアニメのほか、洋画や時代劇などを計100本以上借りていた」というが、珍しいことではないと思う。自分の時間をどう使うかですので、いろいろと言う必要もありませんが、彼の収入から考えると限界を超えていたかもしれません。それでも、彼にとっては唯一の楽しみだったのでしょうか。

     マスコミの取材は 早くからマスコミは注目していたようです。どのように取材していたのかも知りたいものです。あるテレビ局が実名報道をしているのは、「日常会話ができる」ので責任能力はあると判断したと述べました。他局も似たようなものなのかもしれません。知的障がい者の軽度と言われる人たちは日常会話できますが、生活していく力に欠けることがあります。知的障がい者の実像についてどのように理解しているのか疑問を感じました。まして、国も統一した基準を示していません。自治体の判断によって障害程度が決められています。今開かれている厚生労働省審議会も統一した基準を示すのは困難であるとして「○ 現在、知的障害者に係る定義規定はなく、自治体ごとに取り扱いが異なるため、統一した定義規定、認定基準を置くべきではないかという指摘があるが、従来の制度の運用への影響に対しても配慮しつつ、知的障害者の判定方法等について十分な知見を収集した上で引き続き検討を行う必要がある」として先送りしています。マスコミの判断基準があるのかどうか。ないとすればどう対応したのかが知りたい。    

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負担増へ誘導する朝日新聞 [ジャーナリズム]

 
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1127日朝日新聞は「介護報酬増額現場を救うか」という記事を掲載しています。記事では、特別養護老人ホームの実態を紹介しています、 夜勤は週l回以上。午後9 時から翌朝7 時半までは、隣のフロアと合わせて45人を2人の職員でみる」など「人材不足で一番影響を受けているのは利用者」という現場の声を取り上げています。

「人が集まらないうえに、続かない。厚生労働省によると,07 年度の介護関連職種の有効求人倍率は2 .1倍  3 年前より0.96ポイント上昇し、全職業平均の0.97倍を大きく上回る。逆に離職率は、全産業平均15.4 %に対し、介護職員は25 3 %」

「報酬は「利用者3 人に対し職員1 人」という一律の計算のまま。広末さんは[3 1 では絶対無理。実際は2 1 でなければサービスを提供できない。国の制度設計と現実が違う。どう考えてもおかしい」と憤る。]

報酬は上がっても賃金アップにはならないかもしれないとして、「ケアプランを作る居宅介護支援など大幅赤字の事業に回さざるを得ない事業者も多い。国は給与額の決定に直接関与できない。厚労省も、この改定が賃引き上げを一律で保障したものではないと認める」という。赤字か出る構造が問題なのだが、専門家の話として「高橋紘士・立教大教授」を登場させたことで、現場の話は消えていく。「負担すべきは負担を」として、「介護報酬を上げれば、利用者側の負担にもなる。今回は国が負担するようだが、本来は保険料に反映させるべきだ。「国の出費」を赤字国債で賄っている現状では次世代に負担を押しつけることになる。負担すべきものは負担し、負担しきれない人の分は公平に分かち合う。そうしないと介護保険制度の持続性は危うくなる」という厚生労働省が泣いて喜ぶコメントになっています。この教授は厚生労働省の審議委員会などの仕事を沢山しています。そうして、どういう立場なのか、朝日新聞は知っているはずです。朝日新聞の提言に沿うような発言になっています。赤字国債の原因が介護保険によるものかのような作為が強く出ています

  
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何かに利用されていないか [ジャーナリズム]

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厚生労働省次官連続襲撃事件をテロだと断定した報道が続いていました。例えば、読売新聞は次のように伝えています。

「暴力で物事解決しない」元次官宅連続テロ、与野党が批判  旧厚生省の次官経験者と家族の連続殺傷事件を受け、与野党からは19日、「暴力で物事は解決しない」(笹川自民党総務会長)との批判や、早期解決を望む声が続いた」として、共産党の「穀田恵二国会対策委員長は国会内で記者団に「政治的思惑でのテロ行為だとすると、許し難い言論に対する封殺だ」と述べたとしています。与野党とも、政治的なテロかちどうか分からない段階でのコメントを引き出して、テロという可能性を示示唆しようといるようにもみえました。最近の事件での報道では分からない段階での断定が多いように思います。光市事件でのテレビの死刑支持論みたいな動きも含めて、マスコミの退廃を示しています。だからこそ、次のように言われます。 「連続殺傷で野党とマスコミを批判  津島元厚相  自民党の津島雄二元厚相は19日、元厚生次官ら連続殺傷事件に関し、厚生労働行政を批判してきた野党やマスコミの論調に原因の一端があるとの認識を示した 津島氏は都内で記者団に「厚労省の仕事の成果をほとんど評価できないような論評ばかり行われている。その結果、不満を爆発させ、制度構築に携わってきた人に対する理不尽な行為につながったとすれば、本当に残念だ」と表明。 その上で「そういう風潮をつくる上でマスコミも考えてもらいたい」「責任があるのは『あれが悪い、これが悪い』という国会の議論」などと、野党やマスコミに問題があると指摘した。」共同通信 

既に、ここでマスコミの責任論が浮上して、テロという報道が続いています。厚生労働省擁護論が過日の政府の会議でも財界首脳がマスコミを批判し、CM引き上げを示唆しました。テレビは自ら首を絞めて、厚生労働省批判から撤退していくのでしょうか。

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 さらに、「年金のプロ」というマスコミの使い方。年金問題への不満という誘導のようにみえます。中央官庁の官僚は得意分野ではあっても、その部署につけば、プロとしての役割を要求されます。ほぼ、2.3年以内には担当を変わります。年金のプロだけでは仕事はできません。 
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消費税だけでなく [ジャーナリズム]

 急に寒くなって風邪気味です。軟弱なのです。

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 消費税導入に朝日新聞など多くのマスコミが熱心なのはどうかという論議がいろんなブログで出されています。それも大事なのですが、気になっているのが景気報道です。昨日もトヨタが大幅な減収だという。でも、赤字ではない。それなのに大変だと騒ぐ。派遣社員の打ち切り、下請切などで利益確保にトヨタは世論の抵抗もなく進められる雰囲気が作られつつあります。今までに巨額の内部留保・いわゆる貯金を持っているのに。
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先日 トヨタの奥田元会長は政府の会議で厚生労働省批判がマスコミに多いから、広告を出さないことにしようかと発言しました。彼らはお客さんを大事にしようとは思っているのでしょうか。いかにもうけるかだけのように見えますが、違うという反応が期待されますが


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