2020-11-12
おカネは降ってくる?
イギリスから見た日本みたいなことで考えさせられる時評からです。
「社会時評 ブレイディみかこ 『自助』信じたサッチャーの亡霊 2020年11月11日西日本新聞」では、「飢えた子どもに食べさせるか、食べさせないか。まるでヴィクトリア朝時代かと思うような議論が10月に 英国で浮上した」としています。日本で報道されることのないものなので「社会時評」に頼るしかないのですが・・・。
ブレイディみかこ氏によれば
「当然だが、保守党に子どもを飢えさせる伝統があるわけではない。子どもへの無料の食事や牛乳の提供をやめる裏側には、財政的な意図がある。政府が『小さな政府』路線を採るときにはどこから支出を切るかとう選択が始まり、まず選ばれるのが子どもへの支援なのだ。故サッチャー元首相はこう言ったことがある。「
『社会などというものはありません』『自助』を信じた彼女の代表的な言葉として知られているが、彼女はこうも言ったことがある。『お金は天から落ちて来ません』 この精神は今でも保守党に生きている。」
自助という名の「放任主義」ということなのだろうか。ブレイディみかこ氏の診たては・・・。
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