「86万ショック」? [生活]
「コラム 春秋 2020/10/28 西日本新聞」からです。「86万ショック」と言われる出生数のことです。
「▼例えば、生まれる子どもの数(出生数)。今年は統計開始以来最少だった昨年の86万5千人よりさらに減って84万人前後にとどまる見通し。少子化の加速を「86万ショック」と表現してきた政府にとって2年続きのショックだ
▼昨年の「令和婚ブーム」の余勢で、今年は婚姻、出産ともに増加が期待されていた。それがコロナ禍で暗転。1~8月の人口動態統計速報値によると、婚姻は前年同期比5万3千件減、出生は同1万4千人減と低調だ (一部引用)」
「超ソロ社会 『独身大国・日本』の衝撃」(PHP新書)によれば「2035年、日本の人口の半分は独身者」だという。その背景のひとつに雇用環境の悪化があると思う。もちろん、高齢化社会の影響もあります。非正規雇用で企業は収益の向上を図ることができました。その向上した分を保育所の整備や保育士の待遇改善などにあてる企業の増税があるべきでした。消費税増税で貧困層の負担は高いのに、コロナ禍にあっても減税の話が出てきません。これは経済政策の行き詰まりを示しているのではないかと思うが、どうでしょうか。
コメント 0