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大義名分の前で [寛容な社会]

 



 



 新聞の投稿欄にGOTOキャンペーンは「ヒマとカネ」がある人との格差社会を広げるだけだという意見がありました。景気刺激策についてはいろんな意見があるものだと思います。省庁の不手際もありというか、予算の分捕り合戦が優先したのか、危機管理に不安を残しました。それよりも、この際、経済を回していくという大義名分のもとに社会的な弱者に新たな犠牲を強いることになっていないかと思う。



 例えば、JR各社で無人駅が急速に増えています。JRは「駅遠隔操作システム」で視覚障害者などの支援ができるというが使い勝手の悪さを指摘する声があります。また、運転手不足や人件費削減もしたいバス会社は自動運転バスの実験を始めたという報道があります。



無人化したバスは、お年寄りや障害のある人の利用に対する支援をどうするのでしょうか。コロナ禍の前にひれ伏す経済が一人歩きしているように見えます。



 



 次のような指摘もあります。



「私はコロナ危機による変化が、民主主義を脅かす可能性もあると考えている。特に危険なのは、コロナ不況が世界中で『勝ち組』と『負け組』の間の格差を一段と広げることだ」(「パンデミックが露わにした『国のかたち』」熊谷徹)


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