駅無人化は全国的な動きか [差別禁止法・条例]
コロナ禍もあって終電時刻を早めたり、間引き運転したりとか、経費節減の動きがあります。それ以前から駅の無人化がJRの範囲でも急速に広がりを見せていて、障害者団体でも話題になりつつあります。大分では以前から無人化に伴う安全配慮がおろそかになるのではと指摘されていました。例えば、視覚障害者はホームドアなどがないと転落の危険にさらされます。そこでガイドする駅員が必要になります。
「駅無人化で権利侵害と提訴、大分 車いす障害者がJR九州に9/23(水)ヤフーニュース共同通信」は次のよう伝えています。
「JR九州が大分市内で進める駅の無人化で列車の利用が制限され、移動の自由を侵害されたとして、車いすで生活する市内の障害者3人が23日、同社に1人当たり11万円の損害賠償を求める訴えを大分地裁に起こした。
原告側によると、障害者が、駅無人化による権利侵害を訴えた裁判は初めて。全国で進む無人化の是非が、司法の場で判断されることになる。(以下略)」
JRだけの責任だけではなく、障害者差別解消法の「合理的配慮」として国が補助するなどの措置がとられることを期待します。
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