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食べることの意味と安全

 



 



 新聞の電話「投書欄」に80歳代の女性が災害時の避難に不安を感じるという。足が不自由というのが大きな理由ですが、近所の方の声掛けに期待をもてないという。自治体の多くは避難に支援が必要な名簿を民生委員などが把握していると思う。足が不自由といっても障害者手帳を持たないので名簿含まれていないのかもしれません。電話の主は隣近所の手助けが期待できないことを嘆いておられるのですが。



私の生活は、散歩に出るだけで基本はこもりの生活です。以前の半分程度しか歩けません。以前よく顔合わせた夫妻と会いました。「おはようございます」と声掛けられ、早朝なので小さい声で「おはようございます」と返しました。これが会話と言えるのかどうか、認知症になるぞと言われそうです。2度目の脳梗塞以降、活動範囲は狭まりました。こういったハイリスクのお年寄りの入居は歓迎されないのかどうか心配です。



 



「コラム 春秋2020/7/31 西日本新聞 オピニオン面 



▼特別養護老人ホームの入所者がおやつのドーナツを食べた後に亡くなった事故を巡る裁判。おやつを配膳した准看護師は一審有罪、先日の二審判決で逆転無罪となった



▼介護現場では食事や移動、運動、入浴などあらゆる場面で事故は起こりうる。不慮の事故で個人が厳しく刑事責任を問われるのなら、介護側は安全だけを考えるようになろう。食事は喉に詰まらない流動食、転ばないよう寝かせたままに。リスクを避け、食べたり動いたりする喜びは二の次となりかねない



▼生きるということはそれだけではなかろう。食事やおやつは「健康や身体活動を維持するためだけではなく、精神的な満足感や安らぎを得るために重要だ」とした二審の判決にうなずく(一部引用)


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