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国家としての器 [政治]

 



 



「コラム 提論 【新型コロナと国家】 姜 尚中(カン・サンジュン)さん=熊本県立劇場館長2020/4/6 西日本新聞 」では、次のような指摘がありました。諸外国の動きを紹介した後に、次のような提案というか注文をしています。



 



「そして日本はどうか? 国家を担うパワーエリートが自らの出処進退、責任を懸けて強制力を伴う非常権限を行使することに尻込みし、他方で「お願い」「要請」という形での「忖度(そんたく)政治」を押し付けている。あいまいな対応を見るにつけ、無責任体制のまま、事態がずるずるとより深刻化していくことにならないか、懸念は尽きない。



 今必要なのはドイツに見られるような「強い国家」と「強い社会」の組み合わせであり、あいまいな「忖度政治」からの決別である」



 



 困難な時代には「強力なリーダーシップ」が期待されますが、反面危険性もあります。日本では、担当大臣が経済担当の人です。国の浮沈が係る危機なのにどういうことでしょうか。



しかし、テレビでドイツのメルケル首相は「困ったことがあったら連邦政府に頼ってください」という意味の演説をしていました。心配事を引き受けますよというメッセージのように聞こえました。休業補償資金確保に動くべき大臣がウイルス対策担当大臣の大臣では。ドイツの国民が賢明な選択をしたということでしょうか


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