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「やまゆり園」判決後 [障がい者問題]

 


 


 死刑判決が下された。だが、責任能力の有無に焦点化されたとのことです。裁判である以上、責任能力は問われることは避けられませんが、例えば、被害者の匿名問題、優生思想など「判決は下ったが、決着はついていない」(日本障害者協議会「すべての人の社会」3月号)という日本障害者協議会代表藤井克徳氏の指摘が重たい。


 藤井氏は続けて「どう向き合うか」という課題提起をしています。


「一点目は『事件を忘れない』である。『人権を守るとは忘却との闘い』という言い方がある」


「二点目は、優生思想と対峙することである。相手は社会だけではない。自身に潜む『内なる優生思想』『内なる差別』も手ごわい」


「三点目は、障害のある人が置かれている状態の好転に展望を開くことだ」


 三点についての追加説明は省略させてもらっています。私にはどれも難しい課題です。忘れることは老化による自然現象として避けられません。さらに、「内なる差別」は、長い間生きてきて降り積もっています。最後に障害者政策の好転に寄与できる状況ではないとあきらめています。


 それでも、何かできるのかもしれないと手探りしたいと思います。


 


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