障害者の仕事が [作業所]
国は、障害者施設の給料アップに取り組んでいますが、現場でも試行錯誤です。障害が重たい人に市場原理はなじまないという批判もあります。しかし、従来のやりがいのない、単純作業というのも反省しなくてはならないと思います。
「コラム 風向計 夢を醸す人たち 堀田 正彦2020/2/4 11:00 西日本新聞 」では、酒造りの仕事に障害者の出番があるという。
「酒造りの仕事は大半が掃除と後片付けだという。おけを洗い、蒸し器を洗い、搾り器を洗い、作業場を掃除する。「たまに酒造りをしたいと訪ねてくる若い人がいるが長続きしない。ひたすら掃除の現実に耐えられないんですよ」
そんな酒造りには「障害のある人にやってもらえる仕事がたくさんある」と池田さんは言う。掃除の他にも製品のラベル貼りや梱包(こんぽう)、酒を搾った後の酒かすの袋詰め…。くだんのNPO法人の代表と池田さんは旧知の飲み友達だ。生まれ故郷での酒造りと障害者雇用。池田さんは飲み屋で夢を熱く語ったという。(一部引用)」
酒造りの仕が障害者向きであるというのは驚きです。このようにできる仕事はいろんなところにあると思う。施設職員の仕事は対人援助技術を学んできます。最近は、転職を繰り返してきた人もいて視野が広がっていると思いますので、変化しつつあります。いろんなところに仕事があるのかもしれません。情報を福祉現場に届けば良いと思います。国としても仕組みをつくってもらいたい。労働力不足と簡単に言わないで活用されていない人材が障害者以外にもあるのではないかと思う。
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