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モヤモヤした世界 [障がい者問題]

 



 



津久井やまゆり園事件の公判が決ったという。「すべての人の社会」日本障害者協議会2019.12月号に「津久井やまゆり園事件とこれから~私たちがなすべきことは」として石渡和実NPO法人日本障害者協議会副代表は次のように伝えています。



 



「鈴木敏彦 氏(和泉短期大学教授)の講演会が、1017 ()に町田市内で開催された。これまでの経過をお話しくださった後、「津久井やまゆり園事件 が問いかけるもの」として10点を指摘された。特に、意思決定支援が強調される中で「寄り添いという名のネグレクト」という実態があるのではないか、との問題提起に参加者一同ぎょっとさせられた。同時に、納得させられる言葉でもあった。「障害が重い人の生活はこんなもの」といった支援者の「決めつけ」や「あきらめ」が、「内なる差別」を容認してしまっているのではないか。施設が「生活の場」ではなく「生存の場」になって しまっていないか。改めて、支援者の姿勢が問いただされる講演であった」



 



 根本的な問題提起だと思います。「寄り添いという名のネグレクト」というのは分かるようですが、じっくりと聞いてみたいと思う。「障害が重い人の生活はこんなもの」というのは、広く見られることではないかと思います。そして、「生活の場」でなく「生存の場」となっています。多くは、それではどこが受け入れてくれるのかという「現実」があります。



「生活の場」として機能していても本質的に障害当事者の希望にかなっているかとの問いのように聞こえてきます。もっと聞いてみたい話だと思いました。


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