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涙は違うが    [高齢者]

              

 

過日、偶然観たテレビで野村克也さんが、妻に先立たれた思いを語っておられました。突然の死で涙を流すこともなく過ぎ、生きていく意欲が沸いてこないのだという。同じく配偶覇者に先立たれた橋田壽賀子さんとの対話に臨まれます。橋田さんは「話し相手がいるか」と問います。「いない」と答える野村さん。野村さんは涙を流していないことによって次の一歩を踏み出せないのだろうか。

次のコラムの涙は田中さんなどが築き上げた歴史への思いだったと感じました。

 

「コラム デスク日記 2019/12/25 西日本新聞 社会面 入江 剛史 

 白シャツに黒のネクタイ。男性がうつむき涙を拭う。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で初のベスト8入りを果たした日本代表が11日に東京をパレード。田中史朗選手は感涙していた。

 彼は2011年から3大会連続でW杯に出場した。日本代表が1勝もできなかった11年に、今大会の開幕前に、沿道を埋めた5万人の観衆から「ありがとう」と感謝されることを誰が予想しただろうか。不遇な時代にも日本ラグビーのために献身してきた者だからこその涙だろう。(以下略)」

 

献身という言葉がふさわしい田中選手の涙だと私も思いました。

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