新聞の面白さとは [ジャーナリズム]
新聞の投書に、真夏の五輪開催に商業主義の匂いがするという指摘がされていました。五輪選手の無事を祈るしかない段階にきていますが。それでも言いたいという切迫感と失望があります。開催費用の高騰からスポンサーの意向が働いているのか。そんなことも明らかにして欲しい。誘致の透明性も問題ではないか。
次のコラムは経済面に掲載されています。
「コラム 気流
「最近、新聞が面白くないわよ」。福岡市内のホテルで開かれた会食で、10年以上ぶりに会った女性からお小言を頂いた。地場銀行が広報担当として働いた後、消費者調査などを担う企業を興した。今も経営の第一線に立つ読者に物足りないと思われたのであれば、由々しき間題だ(略)
▽ますます増える女性の登用。いつまでも男性目線ばかりの経済記事を書いていたら見捨てられるかも。先の女性は「生活面や文化面はよく読む」とも話していた。(以下略)」(2019年8月23日西日本新聞)
男性目線で書いてきたというのも良く分かりません。読者の指摘の生活面、文化面は良く読むというのは私も同じです。そこにヒントがあるのではないかと思いました。西日本新聞には読者の質問や情報などから記事にするという「あなたの特命取材班」というのがあります。読者の参加という仕組みに注目しています。
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