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遺骨を持ち帰らない? [読書]

さまよう遺骨―日本の「弔い」が消えていく (NHK出版新書)

さまよう遺骨―日本の「弔い」が消えていく (NHK出版新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: 新書

 

懸念した通りの結果です。国の障害者雇用率の未達成が13機関にのぼるという。政府の姿勢は達していないなら採用すれば解決するという単純な発想のような気がしていました。障害者が働くのにどんな環境整備が必要なのか。戦力としてどんな処遇をするかなどの理念が欠如していると感じていました。「体調の悪化」など本人の都合が多いということなのでしょうが、疑念が残ります。

 

話題は無関係に変わります。『さまよう遺骨』という本を読んでいます。自分のこともありますが、実はあまり吟味せずにネット書店に注文したのです。お墓の問題なども含めてありますが、そもそも遺骨はどう扱われているかといえば、東日本と西日本とでは火葬場での扱いが異なるのだそうです。東日本はすべて持ち帰り、西日本は一部だけ持ち帰るのだという。そういえば、残った骨は置いてきました。一部の火葬場では全部持ち帰らないこともできるという。火葬場に残った骨は産業廃棄物となるのだそうです。

遺骨の引き取り手に自治体が苦悩していることも初めて知りました。自分のことも考えないといけません。遺骨の問題ですけど戦後の社会構造の変化についての問題提起になっていると思いました。

 


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