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四苦八苦 [寛容な社会]

 

 

新聞投書に、日韓問題ではなんとなく愛国心に訴えるのに同調しそうでというのがありました。一度踏みとどまって考えてみたい。

 

ハンセン病の今の差別を知りました。

Eテレの「ハートネットTV」でハンセン病の家族の苦しみがとりあげられていました。ハンセン病の家族がいることを告げたら、嫁が実家に戻ったとか、同居している元患者とは台所などを別にしたとか、今も差別の根が強いことを示していました。相当な覚悟で啓発に乗り出さないといけないと思いましたし、一度、誤った施策がとられ無ライ県運動などが与えたものの大きさを感じました。

 生きているだけで「四苦八苦」あるという。それに加えて、ハンセン病の当人と家族にとって人生の不条理に悩まされてきたことを国民が共有しなければと思いました。

 人生の苦難について次のように述べている方がおられました。

 

「私は最初から最後まで順風満帆な人生など、ありえないと思っています。生きることは基本的に困難や苦労がつきまとうものであり、そこから免れることは、どれほど優れた人であろうと不可能だからです。 仏教には、生老病死という大きな苦しみに加え、愛別離苦(愛する人やものとの別れ、怨憎会苦(会いたくない人やものに会う)、求不得苦(欲しいものが手に入らない)、五陰盛苦(肉体があるゆえの苦しみ)4つの苦しみを加えた四苦八苦が、生きることにまつわる苦しみであると説いた真理があります。この8つの苦のうち、2つの苦しかないとか、5つの苦しかないというような人はいません。」(『人間の本性』丹羽宇一郎著)

 

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