行間の力 [街で]
北海道でまた地震がありました。その直後、規制委員会は泊原発の下に活断層があることを「否定できない」と発表。電力会社と国の責任は大きいと思った。それを福岡の言葉で言ったらどうなるのでしょうか。
「オピニオン 風向計 方言が持つ「行間」の力 東京報道部 川口 安子
東京の大学から九州へのUターン就職を決めた理由の一つは、方言だった。企業の面接会場で耳にした九州弁が妙に懐かしく、温かく感じられたのだ。ふと、そんなことを思い出す舞台だった。
福岡県直方市出身の入江雅人さん(55)が作・演出を手がけた「帰郷」。出演する俳優6人はみな福岡出身、あるいは福岡育ち。「オール福岡弁」と銘打った作品だ。東京公演の後、福岡市・天神でも凱旋(がいせん)公演があったので観劇した方もおられるだろう。
「福岡弁の芝居を、東京で頑張ってる福岡出身の役者でやったら面白いんじゃないか」。入江さんは20年近くこの企画を温めていたという。(略)
方言には、ときに表出した言葉そのものより雄弁な「行間」がある。そう実感した。=2019/02/20付 西日本新聞朝刊=」
「せからしか」とかわされるかも。
コメント 0