チェルノブイリ核燃料除去は500年 [原発]
とりあえずは梅雨の時期が無事にすめばと思いますが。
「花 時 計
「雨が降ると怖い。トラウマ(心的外傷)のようになっていて」。昨年7月の九州豪雨で自宅が浸水被害を受けた朝倉市の女性は、話していて声が小刻みに震えていた▽そういう私も、昨夏から朝倉支局勤務となり、人生でこれほど雨が嫌いになったことはない。先日の雨の日も憂欝だった。被災地の川は大丈夫かどうか様子を見にいったり、遠方の知人に雨の降り具合を電話で聞いたり して気をもんだ。まして 家が被災し、避難生活を送る皆さんの心中はいかばかりか▽川や山が本格 復旧しない中、間もなく 梅雨が来る。林裕二市長は梅雨対策を最優先課題に挙げる。それでも命を守るためには、まずは早めに逃げるしか手はない。自助、共助を心に刻み、周囲と話し合って、梅雨の準備を進めていこう。(末広浩) 」(2018年4月27日西日本新聞)
福島も相当な年月かかりそうですが。
「チェルノブイリ事故32年
核燃料除去に「500年」
廃炉担当「遠隔操作は困難」
【キエフ共同】九ソ連ウクライナで1986年に起きたチェルノブノリ原発4 号機の爆発事故から26日で32年を迎えた。原発の解体、 廃炉の立案を行うチェルノブイリ原発のドミトリー・ ステリマフ戦略計画部長 (41)は共同通信一原発の 核燃料除去まで500年以 上かける方策が現実的」との見通しを語った。4号機は2016年11月に耐用100年の鋼鉄製シェルター覆われた。ステリマフ氏によると原発解体に向けた第1段階となるシェルター内の電気配線やクレーンの設置、換気システム整備が年内に完了する予定だ。(略)
最大の難関は、第3段階となる石棺下部にある原子炉内で溶けた核燃料の除去という。ステリマフ氏は「シェルター耐用の100年以内に除去するのが最善だが、遠隔操作での除去は技術的に難しく懐疑的だ」と指摘。核燃料の放射能レベ ルが一定程度低減する50 0年を待ち、その後除去に 着手するのが現実的と語った。その場合、核燃料を覆う耐用500年の新シェル ターが必要になるという。 事故32年に合わせ、長崎 の被爆者団体会長を務める 井原東洋一さん(82)が25.26日、原発から30キロ圏の立ち入り制限地域から強制移住させられた人々らが住むウクライナ北部スラブチチを訪問。25日夜に行われた事故犠牲者の追悼行事で「世界は全ての核兵器を放棄したウクライナの先駆性に学ばねばならない」と訴えた。」(同前)
コメント 0