情報が得にくいのは [震災]
3月です。平和の祈りをする8月と同様に大切な月ですが、日頃は自覚していません。
「(声)福島の思い知り、自分に嫌悪感 高校生17歳2018年2月27日朝日新聞
私を含め、世の中の目は福島にあまり向いていない。ボランティアで感じたことだ。都市の人々が享楽的に毎日を過ごす裏には、原発事故の風評被害をなくすために福島の野菜を売っている人や事故を風化させまいと必死に声をあげている人がいる。恥ずかしながら私はそのことに気づいていなかった。
私の学校では、高校2年の1年間、20人の班で一つの市民団体を支援する。私は、福島の農産物に対する風評被害を払拭(ふっしょく)するため、首都圏で福島の野菜を販売する団体に関わった。活動を通して福島の現状を調べ、お話をうかがう中で、人々の本音を知った。それを知らず、自分はのんきに生活していたことに気づいたとき、自分に激しい嫌悪感を覚えた。考えてみれば、この活動に参加する前の私は、日々のニュースから流れてくる情報に触れるだけで、自分から福島の現状を調べようとしていなかった。今、この文章を読んでいる皆さんはどうだろうか。」
高校生の指摘のように私もまた自ら情報を得る努力をしていません。検索サイトに福島からの情報窓口を開設してはどうだろうか。日々のニュースを追っかけるだけで精一杯になっています。何かができるどうかは分かりませんが。
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