「国難」がいくつも [街で]
Eテレで若年性認知症の人が介護施設で開かれる「こども食堂」のスタッフとして活躍することで生きがいを得ていくことが取り上げられていました。その中にヘルパーをしていた主婦がいました。夫婦とも顔を出して「ぼけてしまって」と笑う姿が印象的でした。施設側のスタンスがもう少しわかると良かったが・・・。
だが、テレビの多くはオリンピックばかり。羽生選手の登場でさらにヒートアップし。北朝鮮の応援団の映像が延々と続く。国威発揚みたいな番組。2020年にはどうなるのか。これを「国難」と呼んでいいのかもしれないと思いました。
さらなる「国難」は地方の疲弊。それに対抗する人たちの試みが紹介されていました。
「ここで生きる
バスやタクシーで宅配 宮崎県が「貨客混載」実証事業 人手不足解消地域の足確保へ
宮崎県は2018年度、路線バスやタクシーが乗客と荷物を一緒に運ぶ「貨客混載」で、過疎地の住宅に荷物を届ける実証事業を始める。国が昨年9月、タクシーも荷物を運べるようにした規制緩和を活用する。宅配業者は運転手不足や人口減少による需要減で過疎地への配送が難しくなってきた。路線バスやタクシー会社がこれを肩代わりすることで、地域の足を維持していく狙いもある。
県によると、過疎地に向けた荷物は都市部で宅配業者から路線バスに積み替えられ、路線バスが過疎地の集落拠点に輸送。これをタクシーや市町村運営のコミュニティーバスが受け取り、空き時間に住宅に運ぶ。こうした貨客混載は人口減を背景に広がっているが、複数事業者を参加させ、過疎地の住宅に届ける試みは全国でも珍しいという。(以下略)=2018/02/16付 西日本新聞朝刊=」
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