新幹線事故で分からないこと [組織]
無事で良かったのか。相当深刻な事態ではないか。
「(声)新幹線、乗客の安全最優先に 65歳 2017年12月20日朝日新聞
博多発東京行き新幹線「のぞみ34号」の走行中に異常音や異臭があり、名古屋駅で
運転を取りやめるトラブルが11日、発生した。約千人の乗客が全員無事だったことに安
堵(あんど)している。
名古屋駅での点検の結果、車両の台車に亀裂が見つかったほか、モーターの回転を
車輪に伝える「継手(つぎて)」部分が焦げたように変色していたという。
国の運輸安全委員会は深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定し、調
査を始めている。新幹線トラブルでの認定は初めてで、世界トップレベルの安全性を誇る
新幹線の安全神話が崩壊したと言っても過言ではない事態だ。
化学会社に勤務していた頃、職場には重要な設備やモーターがあり、機器の管理は災
害や人命にかかわる重要な仕事だった。小さな異常でもすぐに予備機に切り替え、原因
を追及した。
今回危惧するのは、保守担当者が岡山駅で調べた後、車掌が一時的なものと判断し、
走行を継続したことだ。JRにも安全指針はあると思う。異常を感じたら、乗客の安全を最
優先に行動することを肝に銘じてほしいと願っている。」
疑問点
①人身事故の反省からの安全教育がなされていたのか。
②損傷した部品の製造元はどこなのか。最近、素材メーカーのデータ改ざんがあった。そことの関連も説明してもらいたい。
③保守担当が止めたほうがいいと判断したのに動かしたというのはどういう基準からか。指令室と現場との最終判断ではどちらが責任を負うのか。
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