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貧困と肥満は [貧困]

 

 

貧困と健康との関連ではいろいろと語られますが、健康診断の受診率も低いという。

 

「貧困と生活習慣病は両刃の剣

「国民健康栄養調査」を実施する厚生労働省によれば、200万円未満200万円以上~600万円未満・600万円以上と世帯所得別に生活習慣等を調べたところ、次のような結果が出た。

 

・所得が低い世帯は、高い世帯と比較して穀類(炭水化物)の摂取量が多く、野菜と肉類の摂取量が少ない。

・所得が低い世帯ほど、肥満が多い。

・所得が低い世帯ほど、健康診断の受診率が低い。

・所得が低い世帯ほど、喫煙者の割合が高い。

・所得が低い世帯ほど、歯が20本未満の人が多い。

 

つまり、所得が低いほど食生活や健康に費用や時間を割けず、栄養状態も不良で、その結果、健康を損なう確率が高いという相関関係だ。 所得、食生活、運動量、仕事の種類、体質など、健康に影響を与える変数は無数にある。さまざまな要因が複雑に絡み合って、健康はむしばまれる。そこに健康格差が重なれば、 もはや自己責任とは言えない状況ではないか。 ある54歳の営業職男性は部下がいて、ノルマをこなし、年収600万円。責任感が強く、

長時間駅働が常態化している。妻と子どもが2人、深夜に帰宅し酒を飲み、空腹時はラー

メンをかきこむ30代半ばからそんな食生活を送っており、高脂血症だから改善しろと言

われ続けている。いつ倒れるかも知れない。そのような働き方を求められても、家族を養

うためどうしようもない。これは、自堕落なのだろうか。」(『貧困クライシス』)

 

どんな生活を作っていくか。発想の転換も必要な気がします。

 

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