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見守り福祉 [障害者福祉]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「新聞投稿同志彼岸から声援 72

久しぶりの「こだま」掲載。小さな努力が報われ、 胸をなでおろした。そして、すぐにちょっとばかり気落ちした。というのも掲載後、すぐに批評と激励のはがきをくださる方が今春、亡くれなられたからだ。その方は文章がうまく、 いろいろな機関誌にも投稿されていた。難しい法律や憲法も、私でも納得のいくようにつづっておられた。一方では、若かりしころの同窓会の話を面白おかしく披露されていたこともある。新聞でその名前を見つけると、自分のことのようにうれしくなった。もう私の文章を読んでもらえない。はがきが来ることもない。残念で仕方ない。でも、彼岸から声が掛かっている気がする。これからも少しずつ頑張っていこう。」(2017817日西日本新聞)

 

先日の「ハートネットTV」ではコロニーと呼ばれるいくつかの入所施設が集合する国立施設が紹介されました。建設時は理想の施設として歓迎されたという。番組のホームページでは次のように説明されています。

 

「日本の施設福祉の象徴と言われる、国内唯一の国立の知的障害者入所施設「のぞみの園」。群馬県高崎市の市街地を見下ろす観音山の上の広大な敷地に、北海道から鹿児島まで全国から集められた重度知的障害のある人たち約200名が暮らしています。重い障害を理由に地域社会には居られないとして、故郷から遠く離れた山の上に来たのが半世紀前、20代のとき。いま、平均年齢65才、最高齢92才と高齢化が進み認知症なども患う中で最後の時を過ごしています。のぞみの園はもともと、障害者が集団で暮らし理想的な“社会”を作る「コロニー」として計画された場所でした。」

 

地域で暮らすことが目標になっている現在とは異なりますが、職員の見守りと本人たちが望んで来たところではないという言葉が重たい。

 

「受け身でない 見守り福祉を  69

若いころ、特別支援学級の担当をしたことがきっかけで、知的障がい者の会をつくり、今年で35年となる。親も子も高齢化し、難しい問題を抱えながらも、たくましく成長する姿には、感動さえ覚える。 障がい者問題は、制度上は整備されたように見えるが、放置された問題が数多くあり、私も退職後はその対応に当たっている。事業所を変えたことで賃金が大幅アップした例もあれば、虐待防止法に触れる扱い、高齢保護者の福祉機関への連絡、事業所の配慮のない対応、近隣の差別、偏見・・・とさまざま。一番の課題は居住地域での見守りだ。私も民生委員を2期務めたが、高齢者問題が中心を占めているのが現状だ。まずは地元の地域に足を運び、障がい者とのをつながりをつくることが必要である。福祉相談が単なる「調査」や連絡を待つ受け身ではなく、「見つける」という観点で進めれば「見守り」ももっと深化することだろう。」(同前

 

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