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しびれに悩む [脳梗塞]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「蚊帳の中から 美しい蛍の舞 77

ほほほたるこい・・こっちのみずはあまいぞ・・・の童歌「ほたるこい」。開け放した部屋の蚊帳の周りに舞い込んだ蛍。その幻想的な光に見とれた少年時代が懐かしい。今では、住宅地で蛍を見ることはない。蚊帳をつりて寝る家庭もなかろう。私が小学生のころはどの家庭も蚊帳をつり、その中で夏の夜を過ごしたものだ。入梅の雨上がり、庭先のアジサイには、蛍が飛んできて光の舞。その疲れを休めるため蚊帳に止まる光景に、中から見ほれながら眠りに就いた。至福の時間で心豊かであった。蛍の命は約1週間。はかなくも美しい。湿気を含んだそよ風に吹かれて蚊帳に 舞い込む蛍に正岡子規の句が重なる。

〈人寝ねて蛍 飛ぶなり蚊帳の中〉」(201774日西日本新聞)

 

病弱で貧乏。楽しい思い出が少ないとひがんで育ったというのは後付けで、子どもの頃はそれなりに楽しく過ごしていたように思う。忘れたことも多いと思うので今更何かを思うこともない。

そんなかでも、蚊帳の中にホタルを放した場面は今も残っています。

 

脳梗塞の後遺症で右腕と右脚にしびれが残ったままです。次の投書に頷きました。

 

「汗 しびれに悩む 梅雨よ明けろ 65

雨が降らねば、困る人がたくさんいます。田植えを控えた農家、傘屋さんなど雨具関連の方・・・。湿気があると肌は潤い、若返ります。本のページを繰るにも、指が乾燥していてはうまくめくれません。 夏雨だれを聞きながら、読書 するのが好きでした。しかし10年前、脳出血を発病。運良く、命は取り留めましたが、左半身に後遺症が生じました。出血したのは右脳の視床下部。温度 と湿度を感じる所です。 梅雨になると、その視床下部が活発に働き、左半身に強いしびれと痛みが襲い ます。主治医に聞くと、それらを和らげる薬はないとのこと。気分だけで晴れるようにと、改善の薬を処方してもらっています。気晴らしの薬を飲んで、ひたすら梅雨が明けるのを待っている次第です。」(同前)

 

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