行政の壁か 世論の弱さか [貧困]
今朝から天気が悪く、空も暗いままでしたが、やがて、春雷となり、我が家の老犬も怯えています。風も強いです。春に至る儀式のような感じですね。昨日は津波警報で大変だったところも多かったでしょうね
昨晩放送されたというNHKの番組を教えられて今日見ました。湯浅誠氏が内閣府参与になって、ワンストップサービスを実施する中での苦闘ぶりでした。ワンストップでは、名乗りを挙げたらそこに集中することを懸念する自治体の様子見があり、縦割りを超えることができません。国の力が弱くて自治体に跳ね返させられることも知ります。「公設派遣村」では、相談案内の館内放送を使うのに政務官レベルまで話を上げないと進まないという縦割り。ワンストップの案内を掲示しているからいいとするハローワーク。利用者の立場に立てない行政。そこには、ホームレスに対する自己責任という烙印が見え隠れするように思いました。湯浅氏は辞任を申し出ます。大変なご苦労があったのだと思いますが、このような動きの悪さの背景にある社会の本音が変わらないと、何も動かないかもしれませんね。
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