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レイテ島 [ジャーナリズム]

チリでの地震と津波。心配ですね。今、NHKテレビを聞きながらですが、例のように現地に電話を入れるのですが、アナウンサーが「早目の対応をお願いします」と役所の人に言うのです。そんなことを言う権利はないでしょうと思いました。
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    西日本新聞のコラムです。 「コラム > デスク日記 1959年、3世代が同居する家庭に生まれた。2010228  1959年、3世代が同居する家庭に生まれた。祖父母だけでなく、両親も戦前生まれ。戦時の記憶も新しく、家庭の日常会話の中に「戦争」があった。 食卓での会話は今も鮮明だ。好き嫌いを言えば「戦争中は…」。茶わんにご飯粒を残せば「戦争中は…」。食事をきっかけに戦争体験を聞かされた。祖父の小言に多少うんざりしながらも、そうやって戦争は家庭内で語り継がれた。 戦後65年を迎えた。戦争を知らない世代が7割を超え、家庭で戦争が語り継がれることはほとんどなくなった。細り続ける戦争体験と証言を記録し、読者に伝える役割を担う記者も、戦後生まればかりの家庭で育った世代が中核になりつつある。 きょうから連載を開始した戦後65年企画「レイテ島にて」は27歳の記者が担当する。職場での議論は、戦争を記録する責務を次の世代に語り継ぐことでもあると思っている。 (傍示)=2010/02/28付 」

 私も65歳。戦争の記憶というより、後のことしかありません。中年になって徴兵された父が、殴られて難聴気味になったことや、白い服を着た傷痍軍人が物乞いしていたことなどが記憶にあります。今日から連載されている「レイテ島にて」では82歳の方が兄の慰霊のために訪れていることを紹介し「私にとって戦争はまだ終わっていないのよ」という言葉に記者は衝撃を受けます。このような連載があることに新聞の役割があるように思いました。
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