SSブログ

世間と新自由主義 [自己責任論]

 

今日は体調が芳しくなくて、じっとしています。

P8280006.JPG

 

先日から、世間論が新聞に紹介されていました。よく理解できていないところもありますが、次のような指摘にはうなずきました。

 

学校での「世間」の暴走に着目し、学校がプチ世間化していると説く。子供たちは、その中でいじめやシカトに遭わないよう、グルーブや仲間につながり、優しい関係の中で竦み合い、過剰同調することを強いられていると分析する。ケータイの世界にも「世間」の暴走を見て取る。それは、みんなメールに縛られ、内容はともかく、すぐに返事しなければ落ち着かない「即レス(レスポンス)」強迫症が蔓延しているからだ。さらに職場では、「世間」が求める人間になろうと過剰同調した結果、うつや過労死が広がっているとする。「ここ数年、この日本で、生きづらいと感じている人が急激に増えている。その大きな原因は新自由主義の台頭にある。より具体的に言えば、小泉政権以来の構造改革や規制緩和によってもたらされた自己責任論や成果主義などに対して、それとはまったく違う原理を持つ『世間』がアレルギー反応を起こしているからだと思う]
「世間論」から現在を解析佐藤直樹九州工大大学院教授2009912日西日本新聞)

P8280007.JPG

 

世間の掟とは「贈与・互酬の関係」(贈り物のお返し)「身分型」(年功序列、長幼の序)「共通の時間意識」(「出る杭は打たれ」)「呪術性」(友引に葬式をしない)などだそうだ。カッコ内は例示です。そして、次のような分析もあるという。

 例えば、昨年起きた秋葉原無差別殺傷事件を「ヤケクソ型犯罪」に分類し、背後に「世間における格差拡大がある]とする。「K 被告は、自分はモテなかった、不細工だった、襲撃対象は誰でもよかったと言っていたが、犯行の底には、世間から自分に対する尊重・敬意が得られないという、妬みや疎外感がある。彼の襲撃対象は、自分を尊重し敬意か払ってくれなかった『世間』そのものではなかったのか」  
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

忘れていた平和のバラ書で挑戦 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。